9月初旬から一服感がない円安(ドル高)の流れ
経済界(経団連や経済同友会など)が、急速に進む円安に危惧を抱いており、生産が海外に移管された影響もあり輸出は予定より伸びず、『内需が縮小(もしくは横ばい)に向かう中で』、電気代や原材料などの高騰は、『死活問題になってくる中小企業(地域経済)が多く発生する』現象になるのかもしれない
『最高益を更新したトヨタ自動車の調達部品価格の値下げ(2014年10月~2015年3月)』
業績が堅調な企業(トヨタ自動車)が内需縮小(もしくは横ばい)に向かう中で実行する原価低減
トヨタ自動車は一例だが、大抵の中小企業は大手企業が行う原価低減の煽りを受けており、内需に依存する企業(地域経済)の収益拡大は物理的に至難だと思う(業界や規模にもよる)
9月初旬から急速に進む円安に対して、『安倍晋三首相が為替への言及を行ったが、効果覿面と言う印象はあまりなく』、既に局面(為替)は円安(ドル高)トレンドに突入していると感じる
日銀の追加緩和(量的緩和)期待に先行して円が売られて(円安)いる感覚はなく、『日銀の追加緩和(量的緩和)期待が市場に浸透した場合、円安(ドル高)は何処まで進むのか』が興味深い