アニメやファッションなど日本が強みを持つビジネスの海外展開を支援するため官民が設立したクールジャパン機構は、第一弾の投資先としてマレーシアで「クールジャパン」商品を集中的に扱う百貨店の建設など、あわせて４つの事業とすると発表しました。
クールジャパン機構は政府と民間の出資によって去年設立されたファンドで、初めての投資として４つのプロジェクトに対して総額１４０億円を出資すると発表しました。
対象となるのは、マレーシアにある三越伊勢丹の既存店舗を全面改装し、初めて「全館クールジャパン」をコンセプトとした店舗を作る事業や、ベトナムでも日本食を楽しめるよう、冷凍・冷蔵など高性能の倉庫を建設・運営する事業などです。
機構は、マンガやアニメ、日本食などに代表される日本の魅力を海外に伝えるとともに、日本を訪問する旅行客のさらなる獲得も目指したいとしています。
