内閣府が20日付で発表した「環境問題に関する世論調査」によると、生物種や生態系の豊かさを示す「生物多様性」という言葉を「聞いたこともない」とした回答が52・4%に上った。2012年6月の前回調査41・4%から11・0ポイント増え、認知度が低下している実態が浮き彫りになった。
他の回答では「言葉の意味を知っている」が16・7%と前回比で2・7ポイント減り、「意味は知らないが、言葉は聞いたことがある」が29・7%と6・6ポイント減った。
調査は今年7月24日から8月3日の間、20歳以上の3千人を対象に面接方式で実施し、1834人が回答した。