本日の日経平均株価は＋120円の15,909円と上昇し4日続伸となりました。終値ベースでの15,900円台は1月10日以来8ヵ月ぶりとなります。TOPIXも＋4.45の1,311.24ポイントと続伸いたしました。
昨晩の米NY株式市場は上昇。アップルが3.1％高と買われ相場全体を押し上げました。前日は腕時計型ウエアラブル端末と新型スマホの発表後に利益確定売りで小幅安となりましたが、証券会社が相次いで株価目標を引き上げたことが好感され反発しました。またアップルが電子決済サービス「アップル・ペイ」を新型スマホに搭載したことが追い風となり、オンライン決済技術関連銘柄の一角が買われました。
東京株式市場は、昨晩の米NY株式市場の上昇や、為替の円安、シカゴ平均株価先物も高く回ってきたことなどから、買い優勢で取引が始まりました。
日経平均株価は＋92円の15,880円と高い位置で取引を開始いたしました。寄付き後は売り買い交錯しヨコヨコの動きが続き＋75円の15,864円で前場の取引を終えました。後場に入ると引けにかけて次第高の展開となり上昇、結局＋120円の15,909円で本日の取引を終えました。
日経平均株価の中期基調はフラットから上向きに転換。短期基調は上向き継続となっております。日経平均株価の日足は高寄り陽線を形成しております。
市場では「安倍首相と会談後の黒田日銀総裁のコメントが政策期待を高めたようだ。円安に反応し先物買いが断続的に入っている。ただ、明日のメジャーＳＱ算出を控え、16,000円は強い抵抗線になっている」などと指摘されております。
日経平均株価は＋120円の15,909円と4日続伸。昨日に『昨日まで5営業日連続で陰線が続いていただけに今日の陽線は「上値抵抗線を突破してくるか！」と希望を持たせる動きとなりました。
本日の上昇で日経平均株価は、9月3日高値15,829円を終値で陽線で明確に上抜いて来ました。次は13年大納会の16,320円を目指す動きが期待されます。これを抜いて来れば、【アベノミクス上昇第2波動入り】も鮮明になってきます。
