夏らしい暑さは、夏物衣料や飲料、エアコンなど個人消費にもプラス効果があるはずですが、7月の全国百貨店売上高は台風などの悪天候がマイナス要因となり前年同月比で2.5%減となっています。
4月の消費税増税で落ち込んだ個人消費は、当初は7月頃には回復すると見込まれていたものの少々後ズレしているようです。
ところで、全国にはたくさんの百貨店がありますが、2013年度の店舗別売上高ランキングのTOP5は下記のようになっています。
1位)伊勢丹新宿本店 2654億円
2位)阪急うめだ本店 1922億円
3位)西武池袋本店 1844億円
4位)三越日本橋本店 1736億円
5位)横浜高島屋 1353億円
たとえば、関東や関西で家具店とホームセンターを計56店舗展開する島忠の年間売上高は約1600億円、ベビー・子供衣料と生活雑貨の大型店を全国で800店舗超展開する西松屋チェーンの年間売上高は1300億円であることを考えますと、上記百貨店1店舗あたり売上高がいかに大きいかということが分かります。