再生医療の健康被害に補償 学会が指針策定

arama-さん

 

 日本再生医療学会は15日、再生医療の臨床研究で患者らに健康被害が出た場合、研究の実施機関が医療費などを補償するとした指針を発表した。実施機関が事前に加入する保険制度も学会と保険会社で整備する。

 昨年成立した再生医療安全性確保法で、再生医療を提供する病院に補償方法を明示するよう求めたのを受けた措置。学会副理事長の澤芳樹・大阪大教授は都内で開いた記者会見で「学会が中心となって補償制度を構築することで、再生医療を円滑に推進したい」と述べた。

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