masaskyさんのブログ
ブログ
大阪財政事情
大阪府、橋下知事は、私立学校の学校運営費に対する助成金を小学校と中学校で25%、高校で10%、幼稚園で5%それぞれ削減する方針を固めた。これによって、児童・生徒一人当たりの助成金額が小中学校で全国最低に、高校はワースト2位の水準に転落する。
>masaskyコメント
大阪の財政難はかなり深刻です。
それを認識させるかのように、最近は橋下知事は
ありとあらゆる予算を削減しようとしています。
先日は博物館にも有料化を検討しようとしていました。
おそらく、そういったところに手を出さないと成り立たない
ぐらい財政破綻手前まで来ているのでしょう。
職員の給与もカットし、切り詰めれるところを切り詰めた上でのこの施策なので深刻さの大きさを物語ったいる事例かと
思います。
今回の助成金削減にも大きな余波が出るでしょう。
これによって大阪府は貧富の差によってさらに学力の差が
大きくなることでしょう。中・低所得層の人たちが学力があったとしても私立学校には学費がさらに高くなり、行くことができなくなり、公立学校に行かなければ行かなくなります。公立学校は学区制であるため、私立学校と比較すると
どうしても学力という面では限界があり、大阪府の学力の底上げに歯止めがかかる形になるでしょう。
近々の大阪府の未来を考えると、今回のこの施策は
一時回避の有効手段のような気がしますが、
今の学生たちが社会人になる視野を含めると本当に妥当な
施策だったのかという疑問符が残ります。
しかし、それまでに財政破綻してはいけないという
状況下での苦渋の選択だったのでしょう。
この財政難をもっと大阪府民は認識するのと同時に
教育・文化分野にメスを入れなくてもいいように
交通違反・軽犯罪における罰則を大阪府だけ条例で
大きくするとか他分野で施策を考えてほしいなと
思います。
-
タグ:
>今の学生たちが社会人になる視野を含めると本当に妥当な
>施策だったのかという疑問符が残ります。
そうですね。「家庭の経済事情」によって伸びるチャンスが摘まれる可能性は十分に考えられますね。
ただ、公立でも十分な教養、現在の私学並の教育ができるように整備することも視野に入れているのでは?と私は考えます。
もちろん財政対策が第一ですが、助成金削減は高い授業料を払わなくても十分な教育ができるようにとの思い、公立のレベルアップ、それこそ貧富の差なく平等に伸びる機会を与えられるようにしていきたいということではないでしょうか。
私は橋下知事反対派でしたが、橋下知事誕生をきっかけに府政にも興味を持ち「ぱるモニター」←子育て支援に関するモニター にも登録しました。正直言って難しいことはわからないのですが、公言通り「子供が笑う」社会づくりにひたむきさは感じています。
>しかし、それまでに財政破綻してはいけないという
>状況下での苦渋の選択だったのでしょう。
まさしくそんな感じでしょうねぇ。
橋下知事のシゴトは急ぎすぎている印象もあるのですが、それだけ緊急事態ということなんでしょうね。
改革には痛みも必要でしょう。
じわじわ長く痛むより、大きな痛みを一度ガマンしてあとは完治するがいいのかもしれません。
まだまだ始まったばかりの府政改革ですが、痛みを分け合いながら、大阪の発展を祈り頑張っていきたいですね。
こんばんは。
確かにおっしゃる通りだと思います。
財政改革が急進的な施策が多いような気がします。
もう少し、種をまいて徐々に効果が大きくなる施策を
検討していただきたいものですね。
役所の給与カットも極端すぎる懸念があります。
締め付けばかりでも内政はうまくいきません。
まだまだ課題が多いでしょうね。