「そこに気づくとは…やはり天才か」(NARUTO-ナルト-より)
昨日、日本のQ2(4~6月期)のGDPが発表され、前期比年率で-6.8%となるなど大きな落ち込みを見せました。それに対して、安倍首相は「1~6月でならして見ると、前年10~12月より成長している」との発言をしています。
まぁ大幅マイナスとはなったものの、確かに1~6月期でみれば年率+2.0%となっており、一応は成長軌道を辿っているということも言えるのかもしれません。
ただ、Q2の結果を受けてならすという意味はやはりわかりませんね(*´・ω・)(・ω・`*)ネー それじゃあ統計の意味がなくなってしまいますから、あまり騒ぐなと言いたいのでしょうが個人的には違和感ありありです。
10%への消費再増税はもはや既定路線か 決断時期が12月と言われる10%へ消費増税ですが、安倍首相のこの発言から見ても、既に引き上げは決定しているのでしょう。
かねてよりポイントはQ3(7~9月期)GDPと言われてきましたが、今回ほぼ予想通り増税前の駆け込み需要による大幅な反動減が出たことから、次(Q3)はさらにこの落ち込みの反動によってGDPが大きくプラスに転じることは想像に難くないでしょう。
たぶん政府としては、このQ3GDPという数字を元に増税を決定するんでしょうね( ´゚д゚)(゚д゚` )ネー ですが、個人的にはここで「ならせば成長はイマイチである」ということを安倍ぴょんに言ってみたいですw
もし、増税を遅らせることがあれば英断と言えそうですが、もはやほぼ確定してしまった感じがするので、あまり期待しないほうが良いかもしれません。まさに政府のシナリオ通りといった流れですから・・・。
ただ、Q3の結果がよほど下ブレれば話は違うのかもしれませんが・・・。まぁ現状では、とりあえず覚悟を決めて増税に備えるというほか無さそうですつД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚
ここからはいつものように昨日のドル・円相場を振り返りつつ、今日明日の値動きについて考えていきます。13日(水)の東京市場は、1ドル=102.20~102.30円台で10銭程度の極小レンジでの値動き。市場は完全にお盆休みムードで値動きはありませんでした。
海外市場では、1ドル=101.20~102.50円台での上下となりました。欧州市場では、序盤に突如200日移動平均線をブレイクして上抜け。特に材料はなかったものの抵抗を破ったことでしっかりし、高値圏内でのモミ合いとなりました。
NY市場では、序盤に発表された(米)7月小売売上高が予想を下回ったことで一旦値を下げたものの、NYダウは反発を見せていたことで下支えとなり、再びジリジリと上値を伸ばして高値をつける場面もありました。ただ、ドル買い一巡後はそれ以上の上昇はなく、高値圏での小動き。
そして今日も高値圏でのモミ合いに終始しています。特に買い材料は無かったものの、一段高で落ち着いてしまったというところでしょうか。今後もこんな感じの動きが続きそうですので、なかなかトレードが難しい1日なのかもしれません。
それでは、今日の経済指標・イベントから確認し、今後のドル・円相場について考えていきましょう↓