地政学的リスクは何度も蒸し返されると覚悟しておきたい

優利加さん
優利加さん

今日は我が家に新しいメンバー(生後2ヶ月の子犬)が加わったので、午後から先ほどまで家族中でかまっていて時間の経過を忘れていた。

さて、先週金曜日の米国株式相場は大幅反発した。ドル円為替レートも102円台前半まで円安方向へ動いた。これを好感して本日の日本株全般は大きく反発した。東証1部では、上昇銘柄数が1,654に対して、下落銘柄数は138となった。騰落レシオは81.49%。私のルールでは80%未満が新規買いゾーンだが、安値圏に入ってきたと判断して良いだろう。東証1部の売買代金は1兆8608億円と、薄商いだが、これはお盆休みのためやむを得ないだろう。

米国株高と円安を好感してTOPIXは「振り分け線」で、日経平均は「たすき線」で大きく反発した。最近は、企業業績というミクロ経済学的視点ではもっと株高となっても良さそうだが、マクロ経済学的視点では不透明な点が多く、株価は上げ渋っていた。そこへ突然、地政学的リスクが高まり株価が急落した。今日のところはかなり反発したが、地政学的リスクは何度も蒸し返されると覚悟しておきたい。

TOPIX
+24 @1,253
日経平均 +352円
@15,131円

33業種中ゴム製品を除く32業種が上げた。上昇率トップ5は、保険(1位)、食料品(2位)、建設(3位)、化学(4位)、倉庫・運輸(5位)となった。


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