ゆきママさんのブログ
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軽くおはぎゃあ!本日のECB理事会とドラギ総裁
今日は軽くおはぎゃあでしたね。昨日は仙台七夕の初日ということで、息子と出かけて熱中症になりかけたゆきママです(ノ∀`) アチャー それにしてもここ最近の七夕飾りは小奇麗になったなと。20年ぐらい前は、もっとチラシとかを利用した素朴な飾りもあったと思うのですが・・・w
まぁ関係ない話はこれぐらいにして、本題に戻りましょう。昨夜のドル・円相場は仕掛け的な売りが出て、102円台を割り込みました。ストップロスも発生して、大きく値を下げる場面もありました。
この下落に対する要因というのははっきりしていません。ドイツを訪問中のヘーゲル米国防長官の会見で、ロシアのウクライナ侵攻について強い懸念を表明したことが影響したといった指摘もありましたが、急落するほどの内容とは思えないので、マクロ系ファンドの仕掛けというのが正解のような気がします。
気になる今後については後々考えていきますが、とりあえず102円から下には随分買いオーダーも並んでいるとのことで底堅い展開は続きそうですが、上値も限定的で今日は102円台のレンジが本命でしょうか(´・ω・`)
低インフレ続くEU、据え置き見通しも… さて、そして今日一番注目される経済指標としては、20:45からの(欧)ECB・金融政策発表、さらには21:30から(欧)ドラギECB総裁会見が予定されていますので、それについて解説をまとめていきます。
ぶっちゃけた話からしてしまうと、今回は新たな金融緩和策を導入せず、据え置きとなるという見方が支配的です。やはり前々回(6月5日)にマイナス金利を導入した他、LTRO(長期資金供給オペ)を9月から4年間・最大4000億ユーロの実施を決定したばかりですから、まずはそれらの影響を見極めるというのが先ということですね(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
期待されているQE(量的緩和)は、なんといっても最後の切り札ですし、導入にはドイツの強い抵抗も避けられない状況ですから、今回のECB・理事会で議論はされても実施という決定はまずありえないでしょう。
しかしながら、ユーロ圏の消費者物価指数は最新の7月で前年比+0.4%と6月からさらに0.1ポイント下げてます。EUは+2.0%程度を目標としていますが、上がってくるどころか相変わらず下げ止まらない低インフレ状態なため、非常に難しい判断を迫られていることも事実です。
ただ、前述したとおり動きようがない状況ですので、程度はそれほどでもないかもしれませんが、据え置き判断から失望のユーロ売りといった流れとなる可能性が高そうです。
前回記事:
とはいえ、ドラギ総裁の記者会見については、一定の警戒を怠らないようにしましょう。これまでも絶望的な状況から、口先介入でユーロ高を演出してきた実績がありますからね(b´∀`)ネッ!
でも、今回はさすがに厳しいでしょうか。ウクライナ情勢の悪化から、ロシアへの経済制裁が推し進められて、それがEU全体の経済にダメージを及ぼしていることは明らかです。また、この地政学的リスクを意識して、世界的なEU離れというのもありますから・・・。
もはや八方塞な感もありますが、そこはドラギ総裁ですので、どのような作戦を用意しているかに注目でしょう。もちろん、目新しい材料がなければユーロ売りトレンドは継続すると思われます。
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