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今日の相場 **
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◎日経平均 15457.87(+173.45)△1.13%
◎TOPIX 1281.35(+ 11.49)△0.90%
◎売買高概算 20億9060万株
◎売買代金概算 1兆7057億円
◎時価総額 456兆8688億円
◎値上り銘柄数 1335 ◎(年初来)新高値 119
◎値下り銘柄数 345 ◎(年初来)新安値 0
◎変わらず 134
◎騰落レシオ(25日)101.58%
◎カイリ率(日経平均)25日線比+0.94% 75日線比+4.46%
◎為替 (対ドル) 101.75 (対ユーロ)137.06
◎出来高上位
1.みずほ <8411> 200.6円(+ 1.4円)183,112千株
2.クラリオン<6796> 377円(+ 34円)138,662千株
3.アイフル <8515> 561円(+ 10円)100,064千株
4.三菱UFJ<8306> 595.4円(+ 1.8円) 50,118千株
5.ユニチカ <3103> 46円(- 1円) 42,445千株
◎売買代金上位 (円)
1.アイフル <8515> 561円(+ 10円) 55,871百万
2.クラリオン<6796> 377円(+ 34円) 52,035百万
3.日経レバE<1570>10410円(+230円) 44,325百万
4.ファナック<6954>18390円(+930円) 43,236百万
5.ソフトBK<9984> 7504円(+ 45円) 39,528百万
◆相場概況
外国証券の寄付前の注文状況・・・売り680万株 買い880万株
天神祭・本宮の本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅高、前日比173円(1.13%)高の1万5457円と7月4日に付けた終値ベースの戻り高値1万5437円(ザラ場高値は1万5490)を上回って取引終了です。
昨晩のNYダウは2ドルの小幅安でしたが、円相場が1ドル=101.80円前後の円安に進行したことを好感して建設株中心に幅広い銘柄に買いが先行。先高期待からの買い意欲は根強く、14時過ぎに先物にまとまった買いが入ったことをキッカケに買いが集まり、引けにかけて急速に上げ幅を拡大しています。
売買代金は概算1兆7057億円と17営業日連続で2兆円を下回っています。上海市総合指数は連日の大幅高、21ポイント(1.0%)高の2126です。
業種別では、倉庫、建設、鉄鋼、精密、非鉄、電機などの上げが目立ちます。
個別銘柄では、土曜日の増刊号にてコメントさせて頂いた建設株が軒並み大幅高、強力な値動きとなっています。一押しの清水建設は51円高の805円、大林組は18円高の754円、大成建設は15円高の596円、鹿島は16円高の475円となっており、以前に申し上げた1000円台乗せが夢から現実に近づきつつあります。
太田国土交通相の意見書でリニア中央新幹線の工事が秋にも開始となる見通しとなったこと、他にも品川駅周辺の再開発、整備新幹線、東京都心と羽田空港を結ぶ鉄道新線の開設、五輪開催・・・といった案件が豊富であり、上値指向の展開が継続しています。
戸田建設も11円高の436円、前田建設も27円高の894円、西松建設は19円高の483円、NIPPOは25円高の1809円といずれも年初来高値更新です。
江崎グリコが62円高の1752円と値を上げて年初来高値を更新。気温の上昇に伴い、アイスクリームなどの販売が増えると連想した投資家の買いが入っています。
医療・福祉用や作業支援ロボットの研究開発を手掛けているサイバダインが630円高の1万4460円と値を飛ばして、一時は1万4620円まで上昇して上場来の高値を更新しています。7月末には1株を5株に分割することから分割権利付き最終売買日の28日を前に権利取りの買いが入っています。
タミフルの中外製薬が3日連続高、300円の大幅高で3350円と年初来高値を更新。昨日発表した1~6月期の連結純利益が前年同期比17%増の288億円となり、業績好調を好感した買いが入っています。アバスチンなど抗がん剤が好調で12月期通期の業績上方修正期待が高まっています。親会社であるスイス製薬大手ロシュなどへの関節リウマチ治療剤の輸出も伸びています。
その他、4~6月期の連結営業利益が前年同期比80%増の140億円前後となって第一四半期として過去最高を更新する見通しと報じられたIHIが11円高の483円と500円乗せ間近に接近、精密プラスチック加工首位のエンプラスが170円高の8270円、無印良品を展開する良品計画が150円高の1万2150円、宮越HDは連日のストップ高で300円高の1369円、ファナックが930円高の1万8390円と大きく値を飛ばしています。
本日の新高値銘柄は、清水建、大成建、大林組、鹿島、前田建、西松建、戸田建、NIPPO、明治HD、キューピー、キッコーマン、日産化、信越化、シスメックス、エンプラス、極東開発、ピジョン、TASAKI、ANA、東京ガス・・・等々です。
主な材料
・関空と伊丹の運営権入札条件、国が承認 2.2兆円規模に
・6月の全国消費者物価、3.3%上昇 上昇は13カ月連続
・6月企業向けサービス価格、増税影響除く伸び率は0.9%
・6月の外食売上高、悪天候で1.8%減 4カ月ぶりマイナス
・7月第3週の部門別売買動向、海外投資家2週ぶり買い越し
・中国検索大手バイドゥ、4~6月34%増益 スマホ需要で
・米スタバの4~6月期、純利益が23%増加 新事業が好調
・アマゾンの4~6月期、本業の儲け示す営業損益が赤字転落
・アマゾンの4~6月期、本業の儲け示す営業損益が赤字転落
主な投資判断
[UBS証券]
据置き A(4751)サイバーエージェント 5,700円
据置き A(8802)三菱地所 3,900円
[野村証券]
据置き A(4063)信越化学 7,050→ 7,400円
引下げ A→B(4733)OBC 3,700→ 3,400円
据置き B(7751)キヤノン 3,654→ 3,644円
[SMBC日興証券]
据置き A(6474)不二越 830→ 900円
据置き B(6952)カシオ計算機 900→ 1,580円
引上げ C→B(6954)ファナック 15,000→18,000円
[三菱UFJMS証券]
据置き A(1803)清水建設 860→ 1,250円
新 規 A(6796)クラリオン 500円
新 規 B(6632)JVCケンウッド 230円
新 規 B(6816)アルパイン 1,550円
※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価