おはようございます。
朝一番、株式市場の予想をたてている記事に一応目を通してはみたものの・・・相変わらず、それがどうしたって感じの予想が多い。
例えば、昨夜のダウ当然のように株価は上がりました。
業績が良かったとか色々と理由付けされていますが、早い話日本に投資しようかとダウ離れしたお金がもう一度ダウに戻っただけと言った方が早いと思う。
予想をたてるのに頻繁に地政学って出てくるのですが、ダウが上がったのを見れば既に地政学リスクの影響が微弱であることは分かり切っているのだから地政学的な事をメインにして下がるなんて予想を立ててるなんてナンセンス甚だしいと思う。
今日の為替を見る限り、昨夜NYに移動した資本に変わりNYで利確した資金が日本に戻ってきているようだ。
NKに入り込めないか・・・隙を伺っているようであるが、それをさせないのは、儲かるかもと判りつつ国内だけで取引していた投資家なのであろうか?
日経を予想する記事には15000円を割るとか色々書いてあるが、NYから戻ってくる資本が国内の取引に参加できるよう便宜をはかって予想をたてているとしか思えない。
今の日本株価が振るわないのは、安値じゃないと国内の取引きには参戦しないよ・・・という海外へ投資した資本家達の意地と海外から戻ってきた資本を起爆点として儲けようとする国内投資家の意地のぶつかり合いのような気がします。
こうしている間にも配当期とGPIF爆弾の投下へのカウントダウンはどんどん進むだろう・・・
予想記事は、国外から戻る資本を擁護するため、毎日のように
「日経は下がる!」と言い続けるだろう。
どちらに白旗があがるのかは判らないが、毎日のように予想が外れる記事は相手にされなくなるものである。
現時点、差し迫る期限に向けて・・HFが強烈な売りを入れてみたようであるが撃退され、上値での取引に切り替えたようなので、国内組の方が優勢と見るべきでしょう。
大イベントを2連続で控えている市場は、時間という味方を背に高値参戦の資本が戻ってくるのを待
つのみで、この時期に敢えて危険を冒して株価の下落を意図的に行うことはないはずである。
この結末を予想すると粘った者勝ちである。
意地でも海外へ残った投資家が粘れば粘るほど、欧州等からの資本が日本に流れ込み、漁夫の利を得る可能性も見え隠れしてきた。
官制相場と呼ばれるように・・・これを手伝うように取引額が小刻みになったのも信用売・買で参戦する者の意欲を削ぎ落としているようなので、全てが上昇方向に向けて動き出しているのではないでしょうか?
一般投資家としてもリスクオン解放と見るべきだと感じているのは私だけでしょうか?