映画「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」

[izmさん]

久々に映画を見ました。ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛。第１章をかるーく「酷評」しときながら、またしても２時間を越える“超大作？”を見てしまいました。「映画の日」で1000円で、時間の制約があったので、自分でもその選択に後悔はありません。おまけに「吹き替え」です。いっぱいの子供たちと見ました。まあ、「吹き替え」で充分の作品でしょう。さて、レビューですが、「★★☆☆☆劣作！他を薦めます」といったころでしょうか。前作を見ていることが前提で、・前作より、スケールが小さい（世界観、行動範囲、ともに狭い）・前作より、迫力がない（戦闘シーンも、こじんまり、予算削減？）・前作より、景色がきれいでない（あーここに旅行に行きたい、ってあんまり思わなかった）前作を見てしまったから、今回を見たのであって、前作が無いのなら、確実に見るのは薦めません。正直、あれ、今回ってなんかスケールが小さいな～って終始思ってしまいました。これくらいなら、ネタばれにならないかもしれないけど（少しでも、情報を知りたくない方は、ここで読むのを中止！）お城のシーンがあります。終盤、たくさんの兵士が出てくるけど、その兵士たちが、生活を営むような壮大な感じがしないし（しょぼい城）、ましてや、その周辺は森しかない。そして、その森にはみんな近づかないから、ますます世界が狭い。その時点で、あれ、なんかこの辺、背景作りに手を抜いているな～、って感じ。戦闘シーンも、前作に比べたらかなりの予算削減の感がありあり。なにしろ、ファンタジーなんだけど、すごーく現実的なストーリー。王位継承、憎しみとか、ありきたりの教訓とか、恋愛（無理やり!いらん!）とか。前作の「氷の魔女」とか「ライオン」とか、それはそれで、「おとぎの国」のわくわくがあったんだけど、今回は人間ばかり。城と目的の場所も、なんかすごく近そうで・・・。ロードオブザリングみたいな、壮大な旅と景色も期待できません。こうなってくると、第三章に期待しろ、という方が難しい。書けばかくほど、★１つにしたくなってきた。次は外しそうもない「インディージョーンズ」で巻き返しです。（最近、見る映画が丸くなった～）