亜鉛が上昇しているらしい。
(ブルームバーグより) LME亜鉛が高値
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N8Q1036KLVS001.html
どうもアジアあたりで需要が高くなっているそうだが、
具体的に何を作るために亜鉛が買われているのか?
亜鉛の用途を調べてみると、めっき、金型、ダイカスト製品など幅広く、
どうも自動車向けやインフラ向けのめっきとして、
さらにはメガソーラーの架台向けのめっきにも使われているらしい。
要は、産業用金属。景気が良ければ需要が高まり、悪ければ減る。
こうなってくると、亜鉛への投資を考えたくなってくる。
しかし、無いんだなコレが。
もうちょっと調べてみると…
どうも上海の非鉄金属先物には亜鉛先物があるらしい。
(先物は長期に向かないし、そもそも上海市場…敷居が高すぎるわぃ!)
米国株のETFに
ポートフォリオが亜鉛1/3、アルミ1/3、銅1/3 のETF、
DBB:PowerShares DB Base Metals Fund が上場している。
(日本の証券会社が扱う米国株ETFにはDBBは見当たらない…)
ま、予想通りというか何と言うか(笑)
でも、仕方ないのだ。
なぜなら亜鉛は取引量が多く、グラムあたりの単価が低い。
あまり馴染みがないのでちょっと意外だが、
アルミと同じぐらいの値段と考えてもらうと想像がつく。
つまり現物確保型のETFを作るとなると、
あまりにも量がかさばってしまい、倉庫代がかさんでしまう。
(参考:2014年06月の1kgあたりの亜鉛の値段は約274円。
アルミは約267円)
と言うわけで、
亜鉛への投資はあえなく断念。
なかなか良い対象対象にはであえんのであった。
お後がよろしいようで m(_ _)m