「おはぎゃあ!」というほどの相場ではありませんでしたが、「おはぎゃ…」ぐらいの値動きではありましたね(*´・ω・)(・ω・`*)ネー 今は少し戻していますが、今後のドル・円相場に影響を与えてきそうな地政学的リスクが再び懸念されています。
なかなか材料に乏しく値動きの無い状態ではありますが、これらが1つのポイントとなる可能性がありますので、今日はその辺についてまとめておくことにします。
ウクライナと親ロシア派の間で対立激化も!? 昨夜、ウクライナ東部でマレーシア航空の旅客機が墜落し、乗員乗客の全員が死亡しました。ウクライナ当局は、親ロシア派武装勢力がロシアからの武器支援を受けて撃墜したと発表しており、アメリカも撃墜の可能性が高いと指摘しています。
痛ましい事故で、現状ではやはりロシアからの武器提供を受けた親ロシア派が地対空ミサイルにより撃墜したというのがほぼ明らかになりつつあります。
ただし、当の親ロシア派でウクライナからの独立を宣言していたドネツク人民共和国は関与を否定しており、ウクライナ空軍のジェット戦闘機が撃墜したと主張しています。
また、ロシアのプーチン大統領は原因については言及していませんが、ウクライナ側が東部での武装勢力に対する軍事作戦を行っていなければ発生していないとの見解を示しています。
う~ん、プーチンは暗に親ロシア派の関与を認めているような気がしないでもないですが・・・ヾ(・_・;)チョット…
というわけで、ここまでの各国の反応を見る限り、ウクライナVS親ロシア派という構図は変わらずです。そして、乗客のほとんどがEU国籍ということもあり、今後はEU(欧州連合)VSロシアということに発展していく可能性があります。
いずれにせよ重大な国際問題ですので、外交上の摩擦は避けられないでしょう。まぁこれをきっかけにして、停戦という目標が明確化されて実現されればまだ良いでしょうが、責任の所在を巡ってさらなる対立も予想されますので、事態の推移というのはしっかりと見ておく必要があるでしょう。
特に警戒したいのは、対立が深まってさらに双方の攻撃が激化することでしょう。今回の事故は、明らかにウクライナ戦闘機を狙ったことが背景ですから、何らかのアクションがあってもおかしくはありません。
イスラエルがパレスチナ侵攻!報復の連鎖へ これまでパレスチナ暫定自治区であるガザ地区に対して空爆を続けてきたイスラエル軍が、本日早朝に地上部隊による侵攻作戦を開始したという報道がありました。
イスラエルは「首相と国防相が軍に地上作戦を開始するよう命じた」とする声明文を発表しており、その上で「イスラム原理主義組織ハマスによる攻撃とイスラエル領土へ侵入を踏まえ、市民を守るための措置を取らざるをえなくなった」と地上部隊の投入の理由を説明しています。
今月13日頃から激しい空爆により、200人以上の死者を出していますが、今回の地上作戦でさらなる犠牲者が発生することは想像に難くありません。
イスラエルによる侵攻は2009年以来とのことですが、今後はパレスチナ側の報復があることは必須ですから、その辺を含めて中東情勢が今後も不安定になるのは避けられないでしょう。
現在、エジプトが仲介役として停戦を呼びかけてはいるものの、当然のことながら合意には至っていません。
この問題も非常に根深いですよね。ニュースでもご存知かとは思いますが、イスラエルの極右政党(ユダヤ人の家)の女性国会議員が「パレスチナ人の母親は皆殺しにすべき」といった発言もしています。
「全てのパレスチナ人は敵であり、その町や村といったインフラ施設も全て破壊し、さらなるテロリストが生まれないようにするべきで、彼らは我々の手で全員殺さねばならない。もちろんこれらは死んだテロリストの母親や老人も同様である」
イスラエル国会の1割を占める極右政党ですが、某国の右傾化が可愛く見えるほど。完全に殺害予告だと思うのですが、1割も議席を獲得しちゃうんですね( ´゚д゚)(゚д゚` )ネー
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