シャープ、百数十億円の純損失に 4~6月期 欧州撤退で特損

arama-さん

 

 経営再建中のシャープの2014年4~6月期連結決算は、純損益が百数十億円の赤字(前年同期は179億円の赤字)の見通しとなったことが17日分かった。4~6月期の赤字は4年連続となる。

 イタリアの電力大手ENEL(エネル)グループとの合弁を解消し、欧州での太陽光発電事業から撤退するのに伴って143億円の特別損失が生じたことが赤字の主因。

 中国の通信機器メーカー向けの中小型液晶パネルが好調だったことから、営業損益は、前年実績の30億円を上回る数十億円程度の黒字を確保したもようだが、太陽光事業撤退のコストは重く、赤字を回避できなかった。

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