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昨夜のFOMC議事録発表(6月分)について簡単解説まとめ

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今日もドル・円相場はジワジワ下がってますね。昨日は(米)FOMC・議事録公表(6月17・18日)に向けてやや買い戻す動きもあったのですが、発表後は綺麗な右肩下がりの相場になってしまっています。やはり200日移動平均線が非常に重たくなってしまっています(´・ω・`)

てなわけで、今日はその辺についてまとめつつ、今日明日の相場の見どころなどについてまとめておきたいと思います。

FOMC議事録公表は相変わらず慎重姿勢堅持 まず、未明(27:00)のFOMC議事録公表について振り返っていきましょう↓

■27:00 (米)FOMC議事録公表(6月17~18日分)
緩和を続けてもインフレ率の大幅上昇を招くリスクはないと認識
予想に沿って改善し、買い入れペースが維持されればQEは10月終了
・労働市場は緩やかに改善しているがパート労働者が高止まり
・平均賃金の上昇も緩やかである
投資家が適切なリスクを織り込んでいない可能性がある
う~ん、やはりハト派的というか概ね慎重な姿勢を崩しておらず、市場へ対するけん制とも取れる発言をしていますね( ´゚д゚)(゚д゚` )ネー とりあえず、量的緩和(QE)が10月を目途に終了というのは明らかになりましたが、既に織り込み済みですので、驚きは無いでしょう。

肝心の金利の引き上げ時期については、景気見通しに左右されるということで特に具体的な言及はありませんでした。ぼんやりとでも形が見えてくることを期待していた為替・債権市場としては、やや肩透かしを食ったような感じでしょうか。

さらに極めつけは、「投資家が景気見通しに過度な安心感を抱いている可能性がある」といった懸念が示されており、ある種の市場に対する警告のような発言もありました。

結局、今後の利上げに関する新情報や手掛かりは相変わらずなしということで、市場の反応としては株高・ドル安・金利下落といった格好になりました。

まぁドル・円相場を見ていくと、直前にはドル買い優勢となっていたので、タカ派的な内容を期待する向きもあったんでしょうかね。ただ、それは見事に裏切られる結果となり、ジリジリと値を下げ続けるきっかけとなってしまいました(´・ω・`)

それほどハト派かというと、ある意味ではそうでもないのですが、結局具体的な道筋について全くのノーヒントだったことが、為替市場としては失望感といったところでしょう。逆に株式市場にとっては、こういったFRBの慎重姿勢を受けて、低金利が今後も続くとの見通しから安心して株を買う動きに繋がっています。


そしてここからは昨日のドル・円相場について、いつものように振り返っていきます。昨日の東京市場は、1ドル=101.40~101.60円台で小高く推移しました。株が値を下げて始まったことから、ドル・円も下押されてのスタートでしたが、押し目買いの動きもあって底堅く推移し、株価もジリジリと反発を見せたことで高値圏まで上昇しました。

…続きはコチラから♪http://fxshufoo.blog.so-net.ne.jp/2014-07-10

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