粉末冶金法と機械加工を主体としたタングステン・モリブデン・超硬合金・レアメタル合金の製品製造・研究開発企業。14年3月期の単体営業損益は4200万円の黒字(前期4億700万円の赤字)、最終損益は9100万円の黒字(同8億2200万円の赤字)と黒字転換した。15年3月期は営業利益8000万円(前期比89.6%増)、純利益6800万円(同24.4%減)の見通し。
放射線遮へい生地による防護服、対人地雷除去機も手掛けており、折に触れて人気化する防衛、放射能対策関連の顔を持っていることも材料視できよう。
地盤強化用鋼管技術も持ち、国土強靱(きょうじん)化関連の側面を持つことや、またプラズマ溶接技術に関連して、中部電力などと共同でプラズマ電極の製造方法などに関する特許を公開していることも好材料だ。
株価は6月25日に119円まで上げてから、微調整に入ったが、前日には陽線を立て、再上昇局面に入りそうな足。なお、年初来高値は202円(1月10日)。