シリア内戦と同じ図式(こっちはシーア派でなくアラウイー派との戦い)。
これらは、アラブ対先進国の紛争でなく、アラブ世界の内輪もめ、イスラム教内の宗派紛争である。
純正アルカイダでなく、対シーア派アルカイダみたいなもの
シリア内戦と違ってイラク紛争のほうが石油生産に影響しうる分、世界経済に影響を与えうるが、中国の資源爆食が減じ、かつ世界経済も回復途上にあり、かつシェールガスなどの選択肢も増えた現在では、石油価格が景気回復を追い越して上昇する可能性は小さい。
価格が上がっても、他国の(景気回復途上なので)増産余力があるうえ、増産意欲を高めるので、価格上昇は永続きしない。
中期的には景気回復での原油価格上昇に飲み込まれてしまうでしょう。
ゆえに、イラク問題はせいぜい短期の投機ネタにしかならない、と思います。