「女子高みたい」なセミナーがあったら、ぜひ参加してみたいです
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投資に目覚める「株女子」急増中 セミナー大人気「女子高みたい」(産経Biz)
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140606/bse1406060500007-n1.htm
(※元記事はブルームバーグの「女子会変貌の株式セミナー、優待など興味-「株女」育成課題」です)
以下、引用----------------------
男性のイメージが強かった日本の株式市場における個人投資家像が変貌しつつある背景には、女性の就業者数増加や晩婚化といった社会構造の変化に加え、貯蓄から投資への動きを加速させようとする政府、取引所の努力もある。
--------------------引用ここまで
相場格言に「主婦が買い物籠を持って証券会社に行くようになったら相場は終わり」なんてものがありますが、
今は社会構造が変わってきているので、昔とは事情が違いますね!
今は、働く男性の月の小遣いが平均で3万8457円(新生銀行調べ、2013年)と、
むしろ女性のほうが自由に使えるお金を持っているのかも知れません。
さて、私はかねてより「ダウで高値を更新しているうちは日本株は買い」と主張しておりますが、
ヨーロッパでマイナス金利も始まったことですし、
しばらくはリスクマネーがダウや新興国にじゃぶじゃぶな展開が続きそうです。
去年は15兆円も海外投資家が日本株を買っています。
今年は海外勢は目立った買いも売りもなく、日本株のパフォーマンスはイマイチですが、
再びリスクマネーの流入があるのか。
流入するとなると、欧米系のファンドが好きそうな銘柄群や、
インデックスとの連動性の高い銘柄が良いパフォーマンスになりそうです。
しかし万が一、リスクマネーの巻き戻しとなれば、
サブプライムショック・リーマンショックと同じ現象がおきるでしょう。
ダウ・S&Pだけでなく、為替や新興国株やコモディティなどの値動きを総合的に見る必要があります。
もちろん、米・日の金融政策の変化には最大限の注意を払わなければいけません。
世間では「アベノミクス=バブル再来」みたいなのを期待する声が大きいようですが、
金融緩和が続けばインフレ・バブルになり、どこかでリーマンショックの二の舞になるだけです。
ですから、テーパリング(金融緩和を、徐々にやめる)を真面目にやらないといけないのですが、、
ヨーロッパのマイナス金利とのバランスもあり、舵取りは難しいでしょうね。
それに加え、日本の場合、
「国際収支が経常赤字になるのかどうか」
「GPIFが国債を売ってくる規模と時期」
「チャイナリスク(バブル崩壊による経済的な悪影響、軍事的緊張、そのほか政治体制や治安など)」
の3つの大きなリスクが存在します。
国際収支に関しては、日本国債の信認とも絡んできますので非常に大きな問題です。
GPIFの国債売りは既定路線ですが、問題は時期と規模です。
今まで日本の投資家は日本国債の相場を気にしないでよかったのですが、
これからはそうはいかなくなるでしょう。
中国問題は、住宅バブルの崩壊と、シャドウバンクの破綻問題が指摘されてだいぶ経ちますが、
その手の問題が勝手に解決する事はありません。
日本でも「鬼城(ゴーストタウン)問題」が詳細に報道されるようになりました。
※詳しくは「鬼城」でgoogle検索してみてください
もろもろのリスクは、相場が下落する材料になりますので、それにアンテナを張りつつ、
当面はリスクマネーじゃぶじゃぶが続く前提で戦略を練りたいと思います。