トラックおじさんの話

投財堂さん
投財堂さん
踏み切りおじさん、封筒おじさんに次ぐ第3弾!
トラックおじさんの話。

これも、踏み切りおじさんと封筒おじさん同様、事実である。
まぁ、踏み切りおじさんほどのインパクトはないがね。

封筒おじさんの時と同様、俺が信号待ちをしてた時に起きた。
この信号は長い。
歩行者に不親切な信号である。
しかも信号、たった今変わったばかり。
俺の脇に、自転車を運転しながら止まったおじさん。
最近、歩道を堂々と走る自転車が多くて困る。
などと思いながら、前を向いて立っていた。
車道の先頭にはトラックが信号待ちをしている。
つまり、俺らの横にトラックが止まってるわけだ。
おじさん、そのトラックをマジマジと見つめている。
何か珍しいものでも積んでいるのだろうか?
俺もトラックを見たが、別段変わった所はない。
普通のトラックだ。
するとおじさん、首を傾げ
何やらブツブツつぶやいている。

あ!?

これはマズイパターンかも知れない。
俺は、気づかれないように
おじさんから距離を取り始めた。
ゆっくり、何気なく移動したつもりだが
俺の動きに合わせるように、おじさんも俺の方に寄ってくる。
何で?何で、近づいて来るの。
信号を見た。
まだ変わらない。
はよ、変われ、バカ信号。

目のスミにおじさんが見える。
おじさん、トラックではなく今度は俺を見ているようだ。

間違いない。

このおじさん、俺に何か話したがっている。
完全に封筒おじさんのパターンだ。
何だ?
何か言いたいなら早く言え!

すると案の定・・・話しかけてきた。

「しかし、何ですよね・・・」
ん?
何が、しかし・・・なんだ?


「このトラック・・・」
ん?トラック?トラックがどうした?

「何トン位あるんですか?」



ええ~~~~~!!
ヽ((◎д◎ ))ゝ



どうでもいいじゃねぇ~か!
トラックの重さなんてよ!!
しかも、知らねぇ~し、これが何トントラックかなんて・・・
しかし、聞かれた以上、答えなきゃ悪いしな・・・

で・・どうしたかっていうと・・・
俺の横にいた別の人に聞いたわけよ・・・俺が
「このトラック・・・何トンですか?」
あああ~~~
何で俺がこんな事聞かなイカンのだ!!

すると、その聞かれた人はおれに答えたね
「いやぁ~スミマセン。ちょっと判らないんですけど・・・」
そうだろうよ。
そうなんだよ。
何トントラックかなんて、普通の人にゃすぐ判らないんだよ。

おじさんに、判らんと言ってやろう。
信号もそろそろ変わる。
早くこの悪夢から逃れたい。
俺が言うより早く、おじさん俺に言いました。


「4トンですよね。」



コノヤロ~!!
ヾ(▼ヘ▼;)
知ってるなら聞くんじゃねぇ~~~よ!

(了)


以下が、過去のおじさんシリーズです。

   ↓

踏み切りおじさんの話

封筒おじさんの話



投財堂さんのブログ一覧