ここ1年の、世界の主要な株式指数

株育男さん
株育男さん
画像は世界の主要な株式指数の一年チャートです。
私の使っているMonex証券では、このように簡易的なチャートが一覧できます。
(投資情報 → マーケット情報 → 海外市況)
現状は、世界同時株高と言っていいでしょう!

米・欧・日での金融緩和で発生したリスクマネーは、
リスク資産をしっかり買っているのですね。

2枚目の画像は、日本の主な指数チャートです。
分かってはいますが、、日本はちょっと寂しいですね!

世界的に見て、主要国の指数で冴えないのは、
日本と中国とベトナムとロシア…これはどうしたことでしょう!?
中国とベトナムは一触即発で、ロシアもウクライナ情勢でいつ戦争状態になるか分からない。
それらの国と、なぜ日本が同じ扱いなのでしょうか!?

中・露・ベトナム以外では日本だけが世界同時株高から取り残されている現状は、
私が気がつかないネガティブ要素の存在を示しているようで、
心配で夜も7時間ぐらいしか眠れません

私の貧しい想像力を駆使して、日本だけを避けるほどのヤバいネタとは何かを考えてみました。

ひとつの解釈として、
海外から見て「日本ももうすぐ戦争に巻き込まれる」と映っている可能性です。
集団的自衛権を行使したいってのは、
つまり、アメリカ・イギリスなどの同盟国が海外で行う戦争に参加したい、ってことですよね??

内閣での憲法解釈変更の手続きが終われば、
アメリカの後ろ盾でベトナムが中国と戦争した場合、日本も中国と交戦することになります。
このような凄まじい現実を日本人はもうすぐ目の当たりにする可能性があるのに、
少し私たちは危機感が足りないと思います。

もう一つの解釈としては、
日本が経常赤字国に転落する時期が予想以上に早く来そうで、
そろそろ日本の財政赤字をネタに強請ることができそうだと悪い人たちが準備し始めた可能性です。

日本の負債が今まで問題にされなかったのは、
「金を貸しているのは国民だから」という理論に守られていたからです。
国民の富は、経常黒字が続く限り増え続けます。

しかし、最近の国際収支のデータの推移を見ると、
誰も予想していなかったペースで日本が経常赤字国に転落しようとしています。
超ネガティブサプライズです。
万が一、一時期的にでも経常赤字になれば、
それをネタに海外勢が日本叩きを始めるのでしょうね。あいつらは。

上記の2つの仮説しか考えられなかったのですが、ほかにも、
「実は、政府・日銀が発表している経済統計がデタラメで、本当は大不況・デフレだ」とか、
いろいろ可能性はあると思います。

もしくは、アベノミクスに騙されて去年盛大に日本株を買った海外勢が利益確定に出ただけ、とか。
(それにしても、なぜこんなに早く確定しなければいけないのか、という謎が残りますが)

TPPが妥結すれば、農産物の輸入が増え貿易赤字拡大・保険や製薬などの業界が大打撃、とか。
もしくはその逆で、実はTPP潰しが日米で合意済みで、日本が悪役を買っているとか。

心配し過ぎて眠れなくなるといけないので、
「実は出遅れただけで、これから株高!」を夢見て寝ます!
なにせまだ、世界はリスクオンモードなわけですから。
暴落は、買い煽りの後から。
「出遅れの日本株がいよいよ動き出した!年末には日経2万円!」とか言い出したら、
その時にはこの日記を思い出して、バランスの良い投資を心がけたいと思います。
9件のコメントがあります
1~9件 / 全9件
株育男さん
GPIFはこの6月より株式の比重を高める改革を行う、とされていますが、
その方針を検討していた一員が、こんな大胆なことも言っています。

GPIFは短期ポートフォリオ新設を、国債大量売却も-植田教授
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N5F6146JTSED01.html

おそらく、公的な立場の人からは決して漏れてこない発言でしょう。
しかし、これも推測ですが、国債を売るのはもう半ば既定事項なのでしょう。


これからの日本の投資家は、
自国の国債が海外の投機家のおもちゃにされるのが日常になります。
為替や株も乱高下する、という状況になるのを覚悟しないといけませんし、
そういう環境でいかにリスクをコントロールし、
パフォーマンスを得られるポートフォリオを考え付くかが勝負になると思います。

株育男さん
> 「出遅れの日本株がいよいよ動き出した!年末には日経2万円!」とか言い出したら、

意外と早くこのセリフが聞けそうなぐらい、この日記の後に日本株が急反発しましたね!
私はせっかく底付近で打診買いを入れていたのに、
用心しすぎてヘッジ売りも入れてしまい、
売り玉は担がされる前に撤収したのでことなきを得たのですが、
肝心の買い玉は案外値動きがイマイチで…(それまでに上がってしまっていたので、物色対象の流れが変わった、ということでしょう)。


株育男さん
こうちゃんさん、こんにちは~

コメントありがとうございます。

> この論理、よく言われるのですが、やっぱり不安です。

政治家さんや、証券会社がこういうセリフを言う時は、われわれ投資家はよくよく言葉の意味を考えないといけないですよね。

2011年以前と、以降では、日本の経済の構造が大きく違ってきています。
今は貿易赤字・経常赤字・財政赤字がスパイラル状に加速していく「崖っぷち」の状況にいると思います。

原発を再稼動して輸入額を減らすのが一番手っ取り早い道ですが、
様々な議論があり、そうは簡単にはいかないでしょう。

むしろ、円高・株高・金利高(※ただし国債は暴落しない)という状況で延命を図るしかないと、私は感じています。
GPIFが、運用を国債から株式に比重を換えて行くとのことですが、国債の価格を乱高下しないようにどうやるか、手腕が問われると思います。
花育さん、おはようございます(^o^)

> 日本の負債が今まで問題にされなかったのは、
> 「金を貸しているのは国民だから」という理論に守られていたからです。

この論理、よく言われるのですが、やっぱり不安です。
株育男さん
あさっての投資家さん、こんにちは~

コメントありがとうございます

日本株のPER=20というのは、かなり意外な数字ですね。
私が普段見ているところでは、PER=14程度の数字を良く目にしていたので、
これほどまで資料によって数字が違うとは驚きです。

日経新聞 日経平均の前期PER、予想PERで14程度
http://www.nikkei.com/markets/kabu/japanidx.aspx

モーニングスター TOPIXの予想PERで14.5程度
https://www.morningstar.co.jp/RankingWeb/SectorPart.do?sectorCode=0000

ブルームバーグ ダウのPER=20程度、予想PER=19程度
http://www.bloomberg.co.jp/apps/quote?T=jp09/quote.wm&ticker=DOW:US

資料による差異の正体が分からないと何とも言えませんが、
株価が結局のところファンダメンタルズに収束していくという大局観については私も同意見です。

ちょうどみんかぶがオープンしたころ、
2006年のサブプライム暴落の前は確か日経PER=23ぐらいになってたような気がします。
前年の上昇局面で「PER=19と割高な水準」とか言われてたのに、
PER=20を突破したあたりから「PERなんて関係ない!」という意見のほうが通るようになっていました。
「アメリカ経済は「ニューエコノミー」に突入したので、未来永劫、景気の循環はなくなり、ひらすら右肩上がりの成長を続ける!」なんていうトンデモ理論もちらほら見ました。

後から、そんなファンダ無視の意見がまかり通るのがバブル相場の特徴で、
そして崩壊の序曲なんだなーと思いました。

今回のアメリカの好景気も、本当に景気がいいのか、盛っているのか、
正体をよく見極めなければいけませんね!

株育_再始動さん、おはようございます。

比べてみると、確かに冴えないですね(涙)
いつも情報を提供してもらってばかりだと申し訳ないので、
私から情報を。
気休め程度にしかなりませんが(笑)

株の評価する値である、PERを見てみると
日本2014年4月時点は20.2
これは、世界で見て上の方でやや割高感があります。
http://myindex.jp/global_per.php

アメリカなんかガンガン上昇しているので割高なイメージがありますが、
PERは16.7なんで、それほどでもないです。
つまり、収益も上がっているので実績が伴っている。

ここには載ってはいませんが、日経平均のROEは5月半ばで8前後だったので
成長実績も平凡と言わざるを得ません。
となると、日本は株価が頭打ちになるのもうなずけます。
これは世界同時株高から取り残されている理由の一つかもしれません。

アベノミクスだ日銀バズーカだとノリがあるうちはいいですが、
そのうち飽きられて外国人投資家から『なーんだ、大したことねえじゃなか』と思われたら、
売られてしまうでしょうね(><;)

そして、株育_再始動さんの懸念、
こんな状況で中国とベトナムの衝突から有事に発展して・・・そしたらご指摘の通り日本も巻き込まれる可能性は十分あります(汗)
そんなことは勘弁して欲しいものです。
株育男さん
日銀副総裁が物価上振れ時の緩和縮小に言及(ロイター 5月27日)
http://jp.reuters.com/article/vcJPboj/idJPKBN0E70BN20140527

以下引用
**********
日銀の岩田規久男副総裁が26日の講演で、物価が目標の2%を超え続けるようなら現行の量的質的金融緩和政策(QQE)を縮小すると発言した。物価が上がり出した今年に入って、日銀首脳が具体的な条件を明示し緩和政策の縮小(テーパリング)の可能性に言及したのは初めて。

黒田東彦総裁は、出口政策の検討は時期尚早と明言しているが、QQEの先行きをめぐり、日銀とマーケットとの間の「対話」が静かに始まる兆しがある。
*********

まだ「可能性に言及」した段階ですが、いつかは通る道。
先になればなるほど、山高ければ谷深し。

株育男さん
我らの希望さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

> ワタシハ自分の最悪な環境でもその想像以上に悪くなった事はありませんでしたよ。
>
> 何度も大変な事があり投資や精神、肉体まで限界を知りました。

何やら大変なご経験をお持ちのようですね。
そして、それを乗り越えた方にだけ持っている「強さ」のようなものを感じます。


> あまり神経質に考えないようにしています。
> お金は数年後に戻ったり廻ってくるかもしれませんが好きな人や命を失ったら
どうにもなりません。
> 今何が出きるのか?
> 考えています

お金だの、経済だの、株式だの、相場だのといったものは、
なんだかんだで戦争があろうが国が滅びようが、人の営みとともにまた復活するのでしょうね。
財政破綻とかデフォルトとか言っても、早ければ10年程度で(表面上は)立ち直りますし。

私も、どうせ悩むなら、自分や家族・友人の生命財産希望というのが損なわれないよう、そういったことに悩むとしますね

初めて指数一年チャートを見て参考になりました。ありがとうございます。

ワタシハ自分の最悪な環境でもその想像以上に悪くなった事はありませんでしたよ。

何度も大変な事があり投資や精神、肉体まで限界を知りました。


>心配で夜も7時間ぐらいしか眠れません

ワタシも昨日は3時間今日は、眠れていませんがきっと我らの知らない実情や真実がそれらの国にあると思いました。

あまり神経質に考えないようにしています。
お金は数年後に戻ったり廻ってくるかもしれませんが好きな人や命を失ったら
どうにもなりません。
今何が出きるのか?
考えています











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