負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望164



円が、102円を割った状態である。週末、101.80で取引を終えたようである。101.50からの戻しである。週末要因の戻しか、ダウに引きずられての戻しか。月曜に、日本の貿易収支の発表があり、赤字の増大が予想されている。円安要因であるが、これで、円が、どう動くかを見たいところである。



FRBの政策方針は、あくまで、アメリカの経済状況を見ながらのものであり、引き締め策ありきのものでないようであるということであるらしいが、当たり前のことであるが、市場が、好感したりするらしいが、先物に売りがたまっているために、逆に動くということが、実際のところではないか。



今週は、アメリカの経済指標が発表される。ダウが、史上最高値を更新してきており、チキンレースの様相を呈してきている。



ECBは、対ドルで、1.4000を超えてくるのが気に入らないようである。



ポジション調整の動きで、説明がつく範囲の動きが、現状ではないか。忘れたころにセルインメイか、あるいは、セルインメイは忘れ去られるのか、難しいところである。



 

<為替相場>



ドル円     100.80102.50



ユーロ円    137.20142.50



ユーロドル   1.36501.3950



ユーロが、さげている状況である。来月に追加緩和があるかもしれないということである。ユーロ共同債があれば、その債権を購入すれば、良いのかもしれないが、現状では、紙幣を刷って、各国の国債の購入に割り振るということになるのか、あるいは、何らかの債権の購入に充てるのか。



円が、円高に振れているが、100円割れもなさそうである。101.20あたりに、実需の売りでもかさんでいるのか。



 





2件のコメントがあります
1~2件 / 全2件

基本的に、ひとのいかない道を行くのが、最善の策だと思っています。

セルインメイも、実際は群集心理とでもいうべきか、常にそうなるはずの市場参加者の思いのもののようなものが、下落を促しているようなところもあると考えています。

全員が売りで入るので、逆に動くと、恐怖心が先に立ち、買戻しがはいるというところが正直なところだと思います。

冷静になれば、その株価の水準が高いか低いかが見えてくると思います。


モウ山先生おはようございます。^^7


ユーロドルを戻り売りし続けました。

6月次第ですが、8月までは下方向では?と見ています。

ユーロ圏は景気回復し始めておりますので、

追加緩和で下落すれば、戻りは勢いが増すので幅が大きくなると考え、

下げた所は買いから入ろうと思っております。


今年はセルインメイが無いかもしれないですし、

あるかもしれないですし、判断が難しそうですね。

日本株は最高値からすでに大きく下げているので、

さらに日経平均が1000円単位で下落する。

という見方には疑問があります。

下がるとすれば米株ですが、米債の金利が上がらなければ、

米株は大きく下がらないのでは?と見ております。


米債の金利が上がらなければ、ドル円はレンジが続くと見ております。


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