・日本休場中のNY市場は、ダウは連騰。S&P500、ナスダックは月曜は反落。ダウは、ボーダフォンによるベライゾン（ダウ構成銘柄）の買収検討報道などが支援材料となった模様。しかし、アルコアも買収対象になるかもってだけでかなり上げてましたし、何も決定していない状況で期待だけで上げていくのも危うい感じがしますね。イベントドリブン型のファンドの買いが入っているんでしょうけど・・・。
原油価格（WTI）が74ドル突破。CPI、PPIが強い数字になると、インフレ懸念が浮上するかもしれません。
・日本市場は、ドル円が若干円高に振れたためか、終日弱含み。金曜の時点でCME NK225は大証終値に比べ弱かったので、地震の影響はそんなに無かったのでは。あと、日経平均に対して、TOPIXが弱かったですね。TOPIXはTOPIX先物が売られていたためか、逆鞘になってることが多かったです。
・セクター別では、バルチック指数が高値更新したことにより海運が値上がり上位。
http://www.naftemporiki.gr/markets/quotegraph.asp?id=.BADI
他は、石油や非鉄も上がってました。
値下がりは、損保、銀行、証券、自動車など。理由付けとしては、損保は地震による保険金増、あと金融セクター全体が、野村HDのサブプライムローンによる損失発生の影響で売られているようです。自動車は為替の影響と、米6月小売売り上げ高で自動車が弱かったためでしょうか。まあでも、TOPIX先物の売りにあわせて、時価総額の大きいところが売られただけな感じもします。
