天地人さんのブログ
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投資部門別売買状況(2014年3月4週)
前週のイエレンFRB議長の利上げタイミングに関する発言をきっかけに米国株が調整入りし、特に直近買われていたハイテクやヘルスケアが売られてナスダックが大幅下落。外部環境はあまり良くありませんでしたが、これまで低迷していた日本市場は逆に堅調で、3月末の配当落ちなどもありながらもそれを吸収して上昇して終えた3月4週(3/24~3/28)のデータです。
【東証一部】(日経平均株価 3/20:14224.23→3/28:14696.03)
証自(14%) 買;1兆7656億 売;1兆7695億 差引;-39億
法人(11%) 買;1兆4741億 売;1兆4194億 差引;+547億
個人(13%) 買;1兆6824億 売;1兆8338億 差引;-1514億
外人(61%) 買;7兆9566億 売;7兆8416億 差引;+1150億
証委(1%) 買;1305億 売;1342億 差引;-37億
合計(100%) 買;13兆93億 売;12兆9985億 差引;+107億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 3/20:1998.35→3/28:1992.88)
証自(2%) 買;75億 売;80億 差引;-5億
法人(3%) 買;150億 売;145億 差引;+6億
個人(69%) 買;2967億 売;3003億 差引;-36億
外人(20%) 買;884億 売;859億 差引;+25億
証委(5%) 買;230億 売;232億 差引;-2億
合計(100%)買;4305億 売;4318億 差引;-12億
まずは東証一部。証券会社と個人が売り越し転換、法人と外人が買い越し転換で前週と逆になりましたね。とりあえず外人が買いに回ったのは良いサインでしょうか。後は期末だからか投信と信託銀行の取引が激増し、法人のシェアが平常週の倍になっています。特に売り買いどちらかに偏っているという事もないので、影響は限定的だと思いますけど。
続いてジャスダック。売買金額は4,000億円台と引き続き低調。主体別動向では、個人が売り越しに転換した一方、外人は買い越しに転換。証券会社は売り越し継続、法人は買い越し継続でした。こちらも特に信託銀行の売買金額が増えましたが、シェアも小さいし東証一部よりも更に影響は軽微ですね。。。
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