堅実さんのブログ

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下町の太陽から(6) 3月27日(木)10時36分

 さらに余談になるが、育児において、10歳くらいまでは、怖い思いをさせないことが、その後の人生にプラスに働く。幼い頃の怖い体験は、成人したからも尾を引き、精神状態が不安定になりやすいことが、分かってきている。トラウマである。


 怖い話とか、最近問題になっている家庭内暴力とか育児放棄である。これを体験すると、成人してからも暴力をふるったりすることが、分かってきている。社会全体の損失でもあるので、家庭内暴力は無くすことである。それにしてもこの社会は、一見なにも解決することがない風景に見えても、その陰に何と、様々な問題を抱え込んでいることか。

人の脳の働きはまだまだ、未知なことばかりである。ついこの間、NHKで、超常現象の番組があった。録画して見ると、ノーベル賞受賞者のメンバー数人が、この未知の分野に挑んでいる。ジョセフソン素子で、ノーベル賞をもらったジョセフソン氏などがいる。人の考えは他人に伝わるかなどという内容である。


乱数発生装置は、外部からの刺激に対して,乱れないはずであるが、7万人とかの大勢の人の集団の中では、乱れが生ずることを測定した。これはこういうことらしい。人間の体は細分化してゆくと、量子(素粒子)まで細かくなる。人の量子と乱数発生装置の量子が同期したものではないかと。人の脳からは脳波が出ている。ここでは、脳波とは表現していないが、大勢の人から出る何かが、その量子の動きが、そのパワーが7万人くらいの集団では大きなパワーとなり、本来狂わないはずの、乱数発生装置に、ある方向に作用していると。


 しかし、これはこう考えてみれば、似ている現象が、身近にあることがわかる。ラジオとかテレビである。放送局からの電波がラジオやテレビに同期(同調)して、聞こえたり、見えたりしているのである。これは、こういうことには使えないだろうか。例えば、トラウマで悩んでいる人の周囲で、7万人の人が一心に解決すると念じれば、そのトラウマは快方するのでは。しかし、これはこのような、恐ろしいことも生ずる。あるカルト集団の中では、洗脳されてしまうことなどである。これに似たようなことがある。1回のパワーは小さくても、繰り返し受けると同期する脳の働きである。例えば、北朝鮮では、連日「偉大な指導者」と放送している。国民は知らずのうちに、洗脳されて行く。あるいは、日本共産党の機関紙、「赤旗」の読者が洗脳(同調)されるのと同じである。






 



 



 



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