今回の世界的株価下落は、ロシア侵攻危機とは関係ないと思っています。
理由は、
天然ガスの先物は下落している。
原油も下落している。
内戦危機の場合高騰するよね。
一方、ドルが円とユーロに対し下落中。ドル安に反応したゴールドが急騰。
ウクライナの問題は国債のデフォルトに集中しているんだな。
ビットコインもあれだけ不安要素が有るにもかかわらず、下落に歯止めがかかっている。
350億ドルとも言われるウクライナ国債の債権者は、欧州(EU)とロシアが半分ずつかな。
いがみ合っている場合ではないのです。
資産家は、ビットコインとGOLDに資産を移し出したのでした。
そしてもう一つの不安は、
中国経済減速が大きいみたいだね。
特に米国の中国輸出が18%も下落したようで、
いわゆる、アジアでの消費収縮を警戒しているのです。ドル箱ですからね。
欧米人はやはり中国の動向が気になって仕方がないのです。
「昨年の成長率が7.7%と発表されたが、水増ししていないかい?」
「今年の成長率も7.5%としているが、無理じゃないか。」
「中国の電気機器メーカーで、保定天威保変電気 (600550) の社債がデフォルトしそうだが、
倒産するのは時間の問題だ。」
「中国市場が連鎖反応で市場が一斉収縮しないだろうか。」
「中国が輸出拡大政策から内需拡大政策に、うまく舵取り出切るのか疑問だ。」
など、上げれば切りがない。
毎日のように、ロイターやブルーグバーグなどが、中国経済ニュースでリスク拡大をあおるからね。
個人的にはA型インフルエンザ(ウクライナ)と鳥インフルエンザ(中国)にかかったようなもので、EUの無限金融緩和と、人から人への感染なしで様子見、で対処すればいいのではと思うのですが、
不謹慎ですかな。
明日の日経平均はどうなるのでしょうか。
3月3日にゴールデンクロスしたと思ったのですが、今日の下落で転換線を下抜けしたので上昇相場が台無しです。
明日の終値は14,880円以上であってほしい。相場の神様たのんます。