国境の変更が住民投票で決まる不可解（N●Kの日米離間報道）

[jojuさん]

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140308/t10015815311000.html

　住民投票という形を取ってるが、これは明確な侵略。

　国境の変更（クリミアのロシアへの編入）が住民投票だけで決められていいわけがない。

　しかも、ロシア軍が監視するなかでの住民投票。

 

　国境の変更は国民投票マターであるし、外国の干渉がないなかで主体的に決められるべきもの。 

　ロシアが撤収して、ウクライナ全体の国民投票で決めるのが筋でしょう。

　クリミアは、ウクライナが侵略で強制的に併合した土地ではない。　少なくとも戦後秩序が出来た１９４５以降に侵略はない。　中国のウイグルやチベットとはわけが違う。　ウクライナのクリミアにおける主権には正当性がある。

　もし、国民総意がロシア編入反対や独立反対ならば、クリミアのロシア系住民はそれに従わねばならない。　

　こういう解決策が内政不干渉原則、民主主義に即したものだが、今回、これがどう変わっていくことになるか？

　米国オバマ政権やドイツのここまでのような融和的姿勢では、じりじりと内政不干渉原則は変質していくかもしれない。

　無為の平和はないし、一方的譲歩でパワーバランスを崩せば平和は容易に崩れる。

　こういうことが繰り返されて大事になったのが第二次大戦。

　今、そういう事態を引き起こしそうな国はロシア、中国。

　初動のうちに止めないと後が大変です。

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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140308/k10015814841000.html

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140308/k10015815501000.html

 

　これはNHKのもう一つの報道。

　日本が米国のロシア制裁に消極姿勢であるかのような報道、ロシアの行動を容認するかのような報道になってる。

　しかし、このニュースでは消極姿勢の政府高官が誰かを報じてない。

　北方領土問題解決のためにウクライナでの侵略を容認する、という姿勢を日本政府が持ってるかのように書かれてるが、そのニュースソースになるものもない。　

　北方領土でのロシアの侵略を非難してる日本の立場からすれば、クリミアでの新たな侵略を容認するわけがない。　北方領土問題解決には国際連携強化でロシアの侵略を排除していくほうが有利だからです（一対一のさしの交渉にしたうえ、一方的に譲歩を重ねるのは馬鹿。　それではロシアは交渉妥結方向にいかず、交渉引き伸ばしで日本側の譲歩引出しを繰り返し指向するようになる）。

　制裁メニューが固まってない現段階では、米国が根回し的に制裁に理解を求めるのは当然だし、主体的に制裁メニュー作りにかかわってない安倍政権が「努力を支持する」とまでしか言えないのは当然である。　米国が制裁メニューを固める際に各国の利害調整をするのも当然のことである。

　日本の対米姿勢に変化があるわけでもないし、日米に利害の不一致があるわけでもない。

　こういう記事がNHKの英語版で世界に拡散されてるとしたら、もしくはこの記事をネタ元に海外マスコミが報じたら、日米関係悪化方向になるでしょうね。

　それを見た米国人は日本に不信感をもつでしょうから。　オバマ政権を当座説得できても、米国民に不信感を持たれたら元も子もない。　米国は民主主義の国だし、オバマ政権も、後の政権も米国民の意思に従うからです。

　NHKは政府高官発言、日本政府のウクライナ・北方領土バーター路線のニュースソースを示すべきです。　放送局である以上、「事実」の部分を創作してはいけない。　特にNHKは国民から受信料を半ば強制的に徴収してる公共放送である。

　まさか、朝日の「従軍」慰安婦同様、ねつ造ではないですよね？？　 

　NHKは労組経営、左翼経営、反米カルトの放送局ではないですよね？？　それならば公共放送の私物化です。

　報道の自由はデマ拡散の自由ではない。　公共放送ならば一層、その点で監視されるべきです。

　もし、NHKの報道が正しければ安倍政権の対米外交、対露外交は稚拙です（国民益的には？？）。　民主党政権ほどハチャメチャではないですが、、、