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花粉症ガード お早めに かゆみ抑制目薬・コート・眼鏡

 


 ロート製薬は「ロートアルガードプレテクト」、佐藤製薬は「ノアールPガード点眼液」を、それぞれ一月中旬に発売した。花粉が飛散する一~二週間前から使用することで、目のかゆみなどの症状を抑える目薬だ。

 

 大衆薬の花粉対策目薬は従来、症状が出た後に使用するのが原則だった。両製品とも、処方箋を必要とする医療用医薬品と同じ濃度の成分を配合。涙目やかゆみの原因となる体内物質が出るのを抑制し、実際に症状が出る前からアレルギーを抑える。「自社調査の結果、症状が出にくくなる目薬を使いたいとの意見が多かった」とロート製薬の広報担当者。発売から一カ月間の製品出荷量は当初計画の二倍という好調ぶりだ。



 アパレルメーカーは、数年前から販売している花粉対策機能を備えたコートで、新たな付加価値を競っている。



 三陽商会は、表と裏両面で着用できるリバーシブルタイプ花粉対策コートの新製品を一月上旬から順次、紳士服や婦人服ブランド「マッキントッシュ フィロソフィー」などで展開。生地に付着した花粉などの物質の働きを抑制する素材を使った。同社は花粉対策コートを二〇〇七年から販売してきたが、「一着で二つの色を楽しむことができ、使う場面も広がる」。生地には水をはじく機能も追加し、梅雨まで長い期間着られるようにした。



 紳士服のAOKIは、細い糸を高密度で織り上げて花粉を付着しにくくした男性用コートを今年の新製品では家庭用の洗濯機で丸洗いできるようにした。同社は「花粉をすっきりと洗い落とせるだけでなく、汚れが気になるときも気軽に洗える」と利便性をアピール。



 眼鏡店チェーン「JINS(ジンズ)」を展開するジェイアイエヌは、花粉対策用メガネの新製品を一月から販売。メガネと顔の間を覆うクリアフードの密着性を高め、花粉カット率が最大98%と、旧モデルより5ポイント高めた。同社は「花粉の飛散が本格化すれば、消費者の関心もさらに高まるはず」と期待を込めている。

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