Mt.Gox「744,408BTC(ビットコイン)=400億円が盗まれちゃいました(ゝω・´★)テヘペロ」 というわけで、実は昨日からBitcoin(ビットコイン)に関する記事へのアクセスが急増していました。昨日は株価が上がっていたのでそちらを書きましたが、今日はみんなが大好きBitcoinネタでやっていきます(∀`*ゞ)
まぁテレビのニュースでも取り上げられていたようなので、ご存知の方も多いと思いますが、東京を拠点とする大手取引所のMt.Gox(マウントゴックス)がどうやら閉鎖されてしまうようです。
しかも日本円で時価総額400億円近い、大量の744,408BTC(ビットコイン)が盗まれていたようで、仮想コイン市場全体に動揺が広がっています。
ちなみにBItcoinってなぁに?という方は以下の関連記事をお読みいただければと思います。まぁ簡単に説明してしまうと、仮想の通貨でネットワーク上にしか存在しない通貨です。いわゆる電子マネーの一種なんですけど、流通方法のユニークさや信頼性の高さなどが人気となって、その価格が暴騰しているんですね(*´ω`*)
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そのBitcoinですが、東京を拠点とする取引所であるMt.Goxが、今月7日から技術トラブルのため払い出しを一時停止しました。そしてその後は取引自体が全て停止され、昨日になってサイトが消されたほか、多額のBitcoinが盗まれている可能性があるとの内部文書がリークされ、仮想コイン市場全体が急落する事態となりました。
現状をを簡単に説明すると、「Mt.Goxという取引所が、顧客からの預かっていた資産が盗まれてなくなってしまったので、取引所(サイト)そのものを消して逃げ出した」というのが正しいでしょうかね\(^o^)/オワタ
う~ん、ありえない事態ですねw 通常の証券取引所の場合ですと、こうった事態に備えて何十にも保険をかけているので、まずは各社からの保険金で賄われます。万が一それで足りないとなった場合などは、政府機関が介入し、公的資金の投入などで救済が行われます。
しかしながら、Bitcoinといった仮想コイン市場は政府の干渉や法律の制約を受けない代わりに、利用者保護の仕組みが未整備なので、こういった事態になってしまったというわけです。規制で締め付けられるのが良いのか、それとも自由なままがいいのか・・・難しいところです (-`ε´-;)ン-
兎にも角にも、今回の問題は仮想コイン市場の弱点を浮き彫りにする形となりました。Bitcoin自体の偽造については十重二十重のセキュリティで守られているため、それに関しては今のところ問題ありませんが、今回のように盗まれてしまった場合などは、制度的にも被害者救済策が全くないので、泣き寝入りするしかないというのが現状なんですね(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
といった感じでしょうかね。いろいろなサイトを見ていると、あたかも仮想通貨そのものに問題があるように書かれている記事もチラホラ見かけましたが、それは間違いのような気がします。これは大量の紙幣が偽造されて使われたというような事件ではなく、預けられていたお金が盗まれた形ですからね。
この事件のせいで、昨日はいろいろな仮想通貨が軒並み20%以上値を下げていましたが、今日は大きく反発してほぼ値を戻しています。
まぁこれは取引所の問題で、仮想コインそのもののセキュリティが突破されたわけではないので、パニック的な動きがおちついて買い戻されたのだと思います。とはいえ、そうなった場合には、暴落することを覚悟しておく必要があるでしょうけど・・・:(;゙゚'ω゚'):
ここからは昨日今日のドル・円相場についてまとめていきます。昨日の海外市場は、1ドル=101.90~102.40円台での値動きとなりました。欧州市場では、序盤からドル売り優勢で、株価が軟調に推移したこともあってジリジリと値を下げました。背景には米長期金利(10年債利回り)の低下もあった模様。