ドル円の来週の見通し
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★ドル円の見通し★
2月6日から約2週間
101円24銭~102円82銭の約1円50銭を往来する
レンジ相場が続いているが、来週は2月最終週。
輸出の円買いを消化しながら
103円へアタック出来るかどうかがポイント。
米重要経済指標としては
28日発表
米10-12月期GDP、個人消費・改定値
米2月シカゴ購買部協会景気指数
米2月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値が気になる所。
特に強い数字が出た場合
寒波の影響にもかかわらず、米経済の底堅さを示す材料として
ドル買いが加速する可能性も。
3月6日のECB理事会が間近に迫ってきたが
ドイツ2月消費者物価指数・速報値(27日発表)
ユーロ圏2月消費者物価指数・速報値(28日発表)
2つのユーロ圏重要経済指標次第では
マイナス金利への思惑が再浮上するだけに
ユーロの動きにも要警戒。
なお、日本時間27日深夜には
ECBドラギ総裁の講演が予定されている。
22日~23日に
オーストラリア・シドニーで開催される
G20では、新興国(特にインド・南アフリカ共和国)から
米FRB(連邦準備制度理事会)が実行中の
テーパリング(量的緩和縮小)に対して反発が予想されており
メインテーマとして議論が注目されている。
開催終了後に発表予定の共同声明では
市場を刺激するような文言は
盛り込まれない模様だが一応、注意しておきたい。
チャートでは
一目均衡表・基準線(102円79銭)が
直近・上方向へのターゲット。
明確に抜けきれれば
1/2高値-2/4安値フィボナッチ50.0%戻し(103円09銭)
1/2高値-2/4安値フィボナッチ61.8%戻し(103円64銭)
一目均衡表・雲の上限(104円03銭)を視野に入れたい所。
逆に101円24銭~102円82銭のレンジ相場継続なら
一目均衡表・転換線(102円03銭)
2月19日安値(101円84銭)
2月18日安値(101円74銭)
2月20日安値(101円65銭)
一目均衡表・雲の下限(101円50銭)をサポートポイントとして
下げ止まった所を拾う戦略が有効か。