ゆきママさんのブログ
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新興国の変調?中国の製造業購買指数は全ての項目で悪化!
今日は日経平均株価が大きく値を下げてしまいました。元々、実質的にはゼロ回答となった日銀・金融政策決定発表の化けの皮が剥がれたといった面も多少はあるのですが、それより何より英金融大手HSBCが発表した、中国の2月PMI(製造業購買担当者景気指数速報値)が48.3と、過去7ヶ月で最低の結果となったことが大きな要因となりました。
これは過去7ヶ月で最低の数字であると同時に、11ある項目(生産、受注、輸出、雇用、在庫など)の全てで悪化するなど、かなり厳しい内容となっています(´・ω・`) まぁ中国PMIに関しては、1月にもアルゼンチン・ショックを引き起こして世界同時株安の発端ともなりましたし、こういった新興国経済の変調というのにどう対応していくかが今後の課題となっていきそうです。
せめて、この状況下でアメリカの経済指標がまずまずといった感じであれば良いのですが、ここ最近は悪天候の影響もあって下ブレすることが多くて悪材料ばかりですし、昨夜もそんな流れからドル・円やNYダウも失速してしまいましたからね( ´゚д゚)(゚д゚` )ネー
というわけで、今日の日経平均株価は前日比-317.35円安の14,449.18円となっており、下げ幅は今月4日(-610円)以来の大きさとなっています。もちろんJPX日経インデックス400も続落しており、前日比-220.43ポイント安の10,808.73ポイントで取引を終えています。
小安く寄り付き後、中国PMIをきっかけにして綺麗な右肩下がりで、主力株を中心に全面安の展開でした。ゆきママも株を買うチャンスを狙ってはいるのですが、4月に消費増税がありますし、その辺を考えるとなかなか手の出ない相場になってしまっています。
やはり今の環境では積極的に買おうという相場にはなり難いですから、しばらく株は様子見で良いのかなと思っています(*ノω<*) アチャー
そしてここからは昨日今日のドル・円相場を振り返っていきましょう。昨日の海外市場は、1ドル=101.80~102.40円台での値動きとなりました。欧州市場では、ドル売り優勢で綺麗に値を下げ続ける相場となりました。日本株が値を下げていた流れからか、欧州株も軟調スタートで米長期金利(10年債利回り)も低下するなどしたため、上げていこうという雰囲気はなし。さらに(英)雇用統計も悪化したことで、ポンドが売られた流れもあって円全面高の展開となりました。
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