金【大口投資家は買い越し】

週明け17日の東商金日中取引は、週末14日のNY金相場が米経済指標の不振から、米国経済の回復ペースが失速しつつあるとの懸念を背景に上昇した流れを引き継ぎ、手仕舞い買いや強気の買いなどが入り、中心限月12月限は前週末比52円高の4,325円で始まった。その後は、昨年9月24日の4,349円以来約5カ月ぶりの高値4,342円まで買われ、買い優勢の展開が続いた。

本日の東商金夜間取引は、米国市場がプレジデンツデーで休場となる為、主要経済指標の発表も無く手掛かり材料に欠く中で、米経済が健全でないことが徐々に明らかになりつつある事から、金融当局の緩和策に対する思惑が交錯し、為替主導の展開が強まると思われる。

米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、ヘッジファンドなど大口投資家の金の先物とオプションの買い越しは11日終了週に17%増加し6万9,291枚となり、買いポジションは8.8%増え昨年3月以降で最大の伸びとなった(ここ数週間の金相場上昇は新興市場の崩れによるものと、米景気に関する事が材料で、金市場のトレンドが完全に変化したと考えるのは時期尚早か?ETFは14日時点の保有残高801.25トン、前日比5.10トン減)。


夜間取引レンジ  4,302円~4,379円

池末


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