シラスウナギの大量生産に光です。横浜市の水産総合研究センターは、卵からかえったばかりのニホンウナギの稚魚を、初めて大型水槽で飼育し、シラスウナギまで育てることに成功しました。
シラスウナギの飼育は、水槽を清潔に保つ必要から、小さい水槽に限られていましたが、今回、センターは、従来の10倍以上、1000リットルの水槽でも稚魚への負担を減らして、水槽内を清潔に保つシステムを開発し、大きな水槽での生育を可能にしました。
「人工シラスウナギの量産につながればと考えている」(水産総合研究センター 増田賢嗣さん)
天然のシラスウナギの不漁が続き、ウナギが高騰する中、シラスウナギの人工的な量産につながると期待されています。