イエレン議長の証言は目新しさはないけど買い要素が多かった

二児のママ YUIさん
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昨夜は大注目のイエレン議長の議会証言がありましたので、まずはこの話題から確認していこうと思います。

これまでバーナンキ議長が務めてきたポジションをイエレン氏が引き継いで初めての公の場での証言となりましたので市場の注目度は非常に高かったと思います。

ポイントとしては…

○引き続き慎重なペースでテーパリングを実施していく
○労働市場の回復は完全と呼べる状況から程遠い
○新興国不安は米経済見通しに著しいリスクを及ぼしていない


と、まぁバーナンキ議長の路線をそのまま踏襲していく文言となりましたね。想定通りの内容から発表直後は一時102.7円付近まで上昇したドル円ですが、同時に踏み込んだ内容ではないことが懸念され反落「行って来い」の展開となりました。

その後は、証言内容が精査されるにつれ、市場に動揺を与えなかった内容が好感されジリジリと米国株高&ドル買いが進む展開となりました。

昨夜の流れを引き継いだ東京市場も買い優勢でスタートしましたが、こちらは時間の経過とともに買いが鈍くなり日経平均は前営業日比+81円、ドル円は102.5円付近と小幅な上昇にとどまりました。もっとも、日経平均については節目となる15,000円台の売りを警戒して上げ渋った側面もあるようです。

さて、今夜の展開ですが、ひとまず大きなイベントの一つを抜けたこともあり、103円を試す動きに注目が集まります。昨夜のイエレン議長の発言には目新しさはありませんでしたが、逆に不安を誘うこともありませんでしたので、これまでの・・・


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