天地人さんのブログ
ブログ
投資部門別売買状況(2014年1月4週)
前週末のHSBC中国製造業購買担当者指数をきっかけに、アルゼンチン・ペソが売られ、ブラジル・レアルやトルコリラなども急落、新興国の通貨危機への懸念から株も売られるという流れに突入し、週を通じて株価は軟調。トルコの利上げで一瞬反発する場面もありましたが、大勢を覆すような材料とはならず、あっという間に日経平均が15,000円割れまで下落した1月4週(1/27~1/31)のデータです。
【東証一部】(日経平均株価 1/24:15391.56→1/31:14914.53)
証自(14%) 買;1兆9196億 売;2兆332億 差引;-1136億
法人(7%) 買;1兆604億 売;8947億 差引;+1657億
個人(21%) 買;3兆2946億 売;2兆6972億 差引;+5974億
外人(58%) 買;8兆646億 売;8兆7831億 差引;-7185億
証委(1%) 買;2255億 売;1891億 差引;+364億
合計(100%) 買;14兆5647億 売;14兆5972億 差引;-325億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 1/24:2157.58→1/31:2102.66)
証自(2%) 買;80億 売;99億 差引;-18億
法人(3%) 買;132億 売;134億 差引;-1億
個人(66%) 買;2721億 売;2672億 差引;+48億
外人(24%) 買;946億 売;981億 差引;-35億
証委(5%) 買;213億 売;210億 差引;+3億
合計(100%)買;4092億 売;4095億 差引;-3億
まずは東証一部。法人が4週ぶりに買い越しに転換し、法人と個人の子供勢が買い越し、証券会社と外人の大人勢が売り越しという下落相場の形になりました。この週は結構下げましたから、この結果もまあ納得ですね。
続いてジャスダック。外人が2週連続の売り越し、個人が2週連続の買い越しで、主力の2主体の動向は変わらず。証券会社が売り越しに転換し、法人は金額は僅かですが3週連続の売り越しでした。売買金額は4000億円前後で安定、1月前半は新興市場も上昇しましたけど、昨年のような出来高増を伴う熱狂では無いなという感じです。
コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。