ソニーは目標としてきた今年度の黒字化が困難になったとして、9年連続で営業赤字を計上しているテレビ事業を分社化し、完全子会社にすると発表しました。
また、同じく経営の課題となっていた「VAIO」ブランドで知られるパソコン事業を、国内の投資ファンドに売却することで合意したと発表。
あわせて、来年度末までに国内外で5000人の削減に踏み切るなどリストラ費用が発生することなどから、3月期の連結業績予想を下方修正し、2年ぶりの最終赤字に転落するとしています。
平井社長は「エレクトロニクス事業の市場環境は厳しく構造改革が不可欠だ」と述べています。(