病院などを受診する際の「初診料」が、今年4月から120円引き上げられることが事実上、決まりました。
厚生労働省の中央社会保険医療協議会は、消費税が8%となる今年4月から、病院などを受診する際の「初診料」を120円増やした2820円に、「再診料」を30円増やした720円に、それぞれ引き上げる方針を決めました。消費増税の影響で、仕入れコストが増える病院などへの「報酬」を増やし経営を支える狙いがありますが、今回、増額される「初診料」・「再診料」の引き上げ率は4%以上と、消費増税分の3%を上回っています。
今回の引き上げにより、医療費の患者負担は今年4月から、受診1回あたり数円から数十円増えることになります。