NY先物も日経先物も下げている。
このまま下げれば、週明けは暴落の可能性もある。
今回の震源はドイツとみる。
「テ―パリングは想定通りで新興国の通貨安に言及がなかった・・・」
とかコメントがあったが、あのタイミングで声明内容を変更できるタイムはなかった
当然、事前の合意どおりの声明で、後日会議での検討内容が出る。
新興国の動揺が今回の波乱のきっかけになったが、問題は今まで好調だったドイツの変化にある。
現時点でもDAXの動きは要注意となっているが、これはこれとして日経14800や円102それにダウもテクニカル的な下げギリギリにある。
現時点の先物水準だと売りが売りを呼ぶ相場の崩壊もあり得る状況となっている。
アメリカは金融政策の方向を転換できない。
実体経済指標が強く、金融緩和への後戻りはできない。
中国もシャドーバンク問題があり、景気刺激策はとれない。
ここで期待で知るのは日銀のFRBのテ―パリングを打ち消すサプライズと思うが、日銀は来週には動かないであろう。
それでも短期的に日米の回復基調見込みは変化なしとすると来週の乱高下に期待できる。