昨日の米国株式相場は大幅下落した(DJIA -189.77 @15,738.79, NASDAQ -46.53
@4,051.43)。そもそも米国の金融緩和縮小が震源地だが、今まで有望な投資先として資金が向かっていた新興国からマネーが引き上げられるとの観測で新興国通貨が売られている。トルコ・リラも南ア・ランドも利上げしたが、通貨安が止まらない。質への逃避から円が買われ、為替レートは円高方向へ動いた。ドル円で102円台半ば。このような状況を受けて、本日の日本株全般は下げた。東証1部では、上昇銘柄数は78に対して、下落銘柄数は1,687となった。騰落レシオは98.62%へ下げた。東証1部の売買代金は3兆222億へ増加した。売りも増えたが買いも増えたということだ。
TOPIXも日経平均も昨日とは反対にギャップダウンして始まり、さらに下落して陰線で終えた。陰線ではあるものの、長い下ひげを引き、下げ渋りも見せた。日経平均で一時530円安まであった。そろそろ試し買い玉を建てても良さそうかな。
TOPIX
-32 @1,224
日経平均 -377円
@15,007円
33業種すべてが下落した。下落率トップ5は、不動産(1位)、保険(2位)、証券(3位)、銀行(4位)、その他金融(5位)となった。