金【動意付くか】

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

日中取引時間は、NY市場高ながらも急激な円高進行を受け手じまい売り先行で始まり、前日比13円安の4164円で寄り付く。その後は、円高進行が止まるとともに買戻しが入るも戻りきれず、結局前日比11円安の4166円で終了。

ドル建ての金は、前週末発表された米雇用統計が予想より弱かったため、米連邦準備制度理事会(FRB)の量的緩和縮小ペースが遅れるとの見方や、世界的な株安を背景に買われた。FRBが資産買入れ縮小の流れを変える公算は小さいと見られるが、今回の米雇用統計は米労働市場の実態を把握する上で見極めが難しい内容であったため、今後の米経済指標やFRB当局者発言しだいの動きとなりそうである。

本日夜間取引時間は、11月のユーロ圏鉱工業生産(19：00)、12月の米小売売上高(22：30)が予定されている。米小売売上高の発表数字しだいでは、米経済の回復基調は変わらないとのことからドル円が動意付く可能性があり、伴っての変動に十分な注意が必要である。


夜間取引レンジ　4,133円～4,189円　 

中川

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