だいぶ明るくなってきたぞ

[映画ずきのしんちゃんさん]

今日１３日の日経平均は１３９５３．７３円（２１０．３７円高）と大幅高となった。移動平均線では２５日線にタッチして反発というきれいな形になっており、一目均衡表でも基準線にタッチして反発、転換線をこえてきている。日足の遅行線がまだ雲の中ではあるが、一日だけではなんともいえないものの、今日のところだけみれば日足の形は上昇基調にもどったといえる。このままこの水準を維持できるのであれば、日足については調整は浅く済みそうだ。週足も基準線をこえてきている。だが週足のＲＣＩが天井圏になってきているのが気になるが、大幅調整にはいる感じはうすれているといえるだどろう。もっとも昨日も書いたが月足が、雲の上限１４０２２につっかかっていて、ここを越すのはなかなかしんどいだろう。だが、月足ＲＣＩは上昇しており、長い目でみれば、じりじり雲の上限に沿って上昇するのではないかと期待したい。
　一方ＮＹの方はそれほど強く戻してはいない。日足でも基準線はまもったが、反発は転換線にはとどいていないし、ＲＣＩはまだ下げている。だがこちらも週足は基準線のうえにぴたりとのった形であり、月足は転換線がらみの攻防となっているが、月足ＲＣＩは上昇に転じ、底堅くなっている。
　ただし、今日の日経平均の大幅高は円安が原因といわれているが、ドル円相場は実はそれほど円安にふれているわけではない。日足で見ると基準線と転換線のあいだにあり、円安トレンド発生というのは少し早い。ＲＣＩはむしろ円高へまだ動いているので、もしも為替の円安の動きを期待して日経平均があげているのであれば、あまり喜びすぎないほうがいいかもしれない。