昨日のブログでは「調整局面を織り交ぜて…」と書いたのですが、早速その局面が昨夜から来ましたね。
まずは、昨夜の指標内容です。
★米・新規失業保険申請件数(前週分)
予想:34.4万件 結果:33.9万件
★米・建設支出(前月比)
予想:0.6% 結果:1.0%
★米・ISM製造業景況指数
予想:56.8 結果:57.0
昨夜は米国株が下落し、それに連鎖してドル円も下落しました。新規失業保険申請件数がポジティブな結果となり一旦はドル買いとなりましたが、再び104.70円付近まで下落しています。
下落のきっかけは中国経済指標の影響が指摘されています。中国市場はアメリカに次ぐ大きな市場ですので、ここでの結果が悪いと、ネガティブの連鎖に発展することが考えられますので注意していきたいですね。特に今年は中国市場も減速が予想されていますから、昨夜のように"中国発"ということもしばしば出てきそうです。
いずれにしても、年末に105円を付け少し過熱ムードの相場でしたので調整局面は想定内なのですが、思った以上に動きが激しいので少々驚いています。3日お昼現在は104.40円付近で推移しています。
今夜の指標は…
24:00 米・製造業受注(前月比)
24:00 米・ISM非製造業景況指数
この2つが予定されています。
まだまだ連休中の投資家も多く、しかも週末となりますので今日の動きはまだまだ限定的になると思います。「限定的」とは言っても結構大きく動いていますが…
あとは、下落が思った以上に進みましたから「買戻し」も期待しています。逆に、調整が続くようであれば下値が堅いか見ておきたいですね。
もし、このまま調整が進んで週末を迎えると、大発会となる6日月曜日のご祝儀相場(日経平均)はイエロー信号と言った感じです。