天地人さんのブログ

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2013年振り返りと2014年展望

皆様、2014年、明けましておめでとうございます。

昨年は日経平均ベースで年間50%上昇という絶好調相場で、資産を2倍・3倍・・・いや5倍・10倍にされた方も多いのではないかと思います。昨年の株関係の流行語を3つ上げるとすると、「アベノミクス」「異次元緩和」「億り人」あたりになるでしょうか、大納会の盛り上がりを見ても、上昇相場って良いなあと。桐谷さんというタレント(?)も出て来ましたし、株式投資が久々に脚光を浴びた1年だったんじゃないでしょうか。今年はNISAも始まるし、もう少し資金の流入がありますかね!?

さて、そして今年ですが、年末の証券会社のアナリスト予想を見ると、日経平均で18,000円台・・・人によっては20,000円乗せもあるという見方をしており、基本的に強気予想の人が多いのが最大の懸念点です(^^; 昨年も一昨年末時点で強気の見方が多い中、良い意味で裏切られて上昇した1年だったので、今年もそうなると良いですけどね。

例年通り、今年も恒例の振り返りと展望を書いておきたいと思います。
【2013年の予想と結果】

・財政の崖問題or欧州債務問題の再燃で、13年序盤に一旦調整が入る。
→はずれ。序盤はアベノミクスと異次元緩和で5月まで一本調子で上昇し、調整が来たのは5~6月にかけてでした。下落の一番の要因は、米国の金融緩和縮小への不安でしたね。

・その後は米国景気の回復、その影響を受けた中国やアジア市場の景気回復期待で、年後半にかけて株価は上昇。
→これは半分当たりかな。米国景気の回復への期待で、米国は株価が上昇しましたが、株価の上昇は先進国>新興国で新興国は乗り切れない1年でした。新興国は来年も量的緩和縮小の影響が続くんでしょうか。

・為替市場は安倍効果で円安→欧州危機や財政の崖で円高→景気回復&利上げ期待で円安とシフトし、最終的には年初よりやや円安水準で終わると予想。
→これは完全に外れですね~。アベノミクス効果に加えて異次元緩和でまさか105円台まで行くとは、全く考えもしませんでした。

NYダウも日経平均も年末にかけて最高値更新連発でしたので、今年は上げ余地が残っているのか!?が焦点ですよね。米国は1月から緩和縮小が始まり、日本は4月に消費税増税を控え、気になるネガティブ材料がありますので、一旦どこかで大きな調整が入るのではないかなと思います。という事で来年を予想しておきますと、

・2014年序盤は企業業績への期待と、景気腰折れへの不安から高値圏で揉み合い継続。
・春の消費増税を前に調整色を強め、例年通り4月から5月にかけて調整。ここを第三の矢と日銀の追加金融緩和で乗り切れるかがポイント。乗り切れなかった場合は、15年の消費増税の中止決定まで低迷か・・・。
・為替は円安トレンドが継続し、年末110円台までありそう。
・株価は年前半は先進国>新興国、追加緩和の影響が一巡する年後半から新興国が上がり始める。

個別の日本株では、すでに目ぼしい所はどこもかなり高くなっているので、あとは何かテーマで買われるくらいしかないかなと。今年も買われたバイオ、ゲーム、ネット、建設・不動産、農業に加えて何か新しいテーマが出てくるかですね。東京オリンピック絡みで何かあるかなと考えてはいるんですが、今の所これと言った銘柄が出てきていません。建設、ホテル、観光あたりはもう買われてますしね。
最後に今年の注目銘柄ですが、現在注目しているのは、1383 ベルグアース(農業、TPP関連、ポジトークです)、4846 フルキャストホールディングス(東京オリンピックに向けて短期の雇用需要増加期待、ポジトークです)あたりです。どこもすでに高いので、出遅れている銘柄から探すしかない
状況ですが、どこも安い理由があるだけに・・・今年は難しくなると思います。

ちなみに、昨年の結果は、

3325 ケンコーコム 651 ⇒ 1717 (+164%)
7707 プレシジョン・システム・サイエンス 162.5 ⇒ 883(+443%)
9437 NTTドコモ 1240 ⇒ 1725(+39%)

という事で、ドコモ以外は大きく上昇しました。ケンコーコムとPSSは一時10倍超ありましたからね~、どちらもそこまで我慢できず売ってしまいましたが、前半・・・特に1月2月のパフォーマンスに貢献してくれました。今年もこういう5倍、10倍株は出てくるんでしょうか。。。
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