欧州・英国勢がお休みの中、
ドル円は2008年以来となる105円にタッチしましたね。
昨夜発表された「米・新規失業保険申請件数」は予想34.5万件に対して、
結果は33.8万件とポジティブなものとなりました。
ただ、市場参加者も少なく、
なによりテーパリングが決定されたあとでもあったため
ニューヨークタイムでの動きは限定的なものとなりました。
動いたのは日本時間です。
日本の「全国消費者物価指数(コア)(前年比)」が予想1.1%に対して、
結果が1.2%とポジティブな内容になったことに加え、
「有効求人倍率」も予想0.99倍に対して、
結果が1倍と6年ぶりに1倍に回復しました。
日本もアメリカ同様、景気回復の判断としてインフレ率に注目が集まっていますから、
インフレ率の上昇と有効求人倍率の回復が105円のタッチを後押しました。
ただ、その後はジリジリと押されて104円台に戻っています。
正直、「105円は年明けかな?」と想定していたのでちょっとびっくりですが、
それだけ円安への期待感が高いことの裏付けなのかもしれませんね。
105円の節目を突破したことによって利益確定の動きがでてくると思いますから、
上昇はひとまず一服といった感じになるかもしれません☆彡
ちなみに今夜は指標発表の予定はありません。