米国FOMCで量的金融緩和が決定された。資産買い入れ額は月額850億ドル程度から750億程度へ減額されるが、低金利は長期化する見通しや、金融緩和縮小は柔軟に行われるとの見解が示された。これを受けて昨日の米国株式相場は大幅上昇した(DJIA
+292.71 @16,167.97, NAADAQ +46.38
@4,070.06)。さらに、ドル円為替レートが104円台の円安方向へ動き、本日の日本株全般は上げた。東証1部では、上昇銘柄数は894に対して、下落銘柄数は692となった。騰落レシオは94.29%。東証1部の売買代金は2兆8260億円。
TOPIXはギャップアップして十字足で終え、日経平均もギャップアップして短陽線で終えた。どちらも12月3日の戻り高値を超えた。
TOPIX
+13 @1,263
日経平均 +271円
@15,859円
33業種中32業種が上げた。上昇率トップ5は、不動産(1位)、その他製品(2位)、保険(3位)、鉱業(4位)、石油・石炭(5位)となった。米国の低金利長期化の見通しからリスクマネーが日本に入り込んでくると不動産に向かうとの観測から、不動産株は大きく上げた。