FRBは18日、2日間の日程で開催した連邦公開市場委員会(FOMC)で、現行の金融緩和政策を1月から規模を縮小することを決定した。決定を受けドル建ての金は、1210ドル台まで急落。しかし、大部分は織り込んでいたのかその後はもみ合いとなっている。今回のFOMCの決定内容の捉え方は、各金融市場ではまちまちではあるが、少なくとも縮小をめぐる不透明感は後退した。今後は、インフレヘッジとしての金の評価が問われる展開となりそうである。
一方国内の金市場は、円安進行を背景に下値余地は乏しいのではと思われる。本日夜間取引時間は、米週間失業保険申請件数(22:30)、11月の米中古住宅販売(20日0:00)、12月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数(20日0:00)などが予定される。緩和縮小決定初日でもあり、評価の仕方の違いから乱高下の可能性もあるため十分な注意が必要である。
夜間取引レンジ 4,060円~4,121円
中川
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