人生は・・・ １２月１６日（月）１９時５５分

[堅実さん]

　八重の桜を見て、「人生は気力と努力と変身だ」が頭に浮かぶ。この人は常に時に応じ、変身してきた。鉄砲を練習し、戊辰戦争では、会津城に立てこもり、板垣の率いる軍と戦った。

 

　その後、京都の兄の元に行き、盲目の兄を補佐し、京都の再建に努力する。その後、キリストを学び、新島襄と会い、キリスト教信者となる。そして学校関係の仕事に就く。新島襄の死後は、日本赤十字社に入り看護活動をする。日清戦争では、傷病兵の看護に従事し、茶道にも、通じる。

 

考えてみると、坂本竜馬と同じくらいの人物ではと思う。

坂本竜馬も、始めは無名であった。こんな人が日本にいたのかと思う。いずれこの人は、明治維新の頃の人物としてその名を残すと思う。

 

「人生は、気力と努力と変身だ」であるが、正に、生きるとはこのことではないか。常に自己変革をする生き方は、面白い。残りの人生、こんな生き方がしてみたい。