FOMCに関しては、雇用や経済の現状や改善見通しなどを分析し、量的緩和縮小の可否を判断すると見られている。また、来年1月末に退任するバーナンキ議長の記者会見では、量的緩和縮小の道筋やゼロ金利政策の維持方針について、明確な説明を行うことも予想される。
その一方で、なお年内の縮小に懐疑的な見方も根強い。そのため、FOMCの結果を見極めるまでは様子見とならざるを得なく、ポジション調整の動きを強めると思われる。
本日夜間取引時間は、12月のユーロ圏PMI(18:00)、10月のユーロ圏貿易収支(19:00)、12月のNY州製造業景況指数(22:30)、11月の米鉱工業生産・設備稼働率(23:15)などの発表が予定されている。発表に伴う緩和縮小に対する思惑に十分な注意が必要である。
夜間取引レンジ 4,046円~4,097円
中川
その一方で、なお年内の縮小に懐疑的な見方も根強い。そのため、FOMCの結果を見極めるまでは様子見とならざるを得なく、ポジション調整の動きを強めると思われる。
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