日中取引時間は、NY市場の上昇を受け買戻しが先行して始まり、前日比8円高の4108円で寄り付く。その後、買い一巡後は円高進行に歩調を合わせ売り優勢となり、結局前日比16円安の4084円で終了。ドル建ての金は、17~18日に控える米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に上値を追いにくい展開となっている。

FOMCに関しては、雇用や経済の現状や改善見通しなどを分析し、量的緩和縮小の可否を判断すると見られている。また、来年1月末に退任するバーナンキ議長の記者会見では、量的緩和縮小の道筋やゼロ金利政策の維持方針について、明確な説明を行うことも予想される。

その一方で、なお年内の縮小に懐疑的な見方も根強い。そのため、FOMCの結果を見極めるまでは様子見とならざるを得なく、ポジション調整の動きを強めると思われる。

本日夜間取引時間は、12月のユーロ圏PMI(18:00)、10月のユーロ圏貿易収支(19:00)、12月のNY州製造業景況指数(22:30)、11月の米鉱工業生産・設備稼働率(23:15)などの発表が予定されている。発表に伴う緩和縮小に対する思惑に十分な注意が必要である。


夜間取引レンジ 4,046円~4,097円  

中川


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