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外資系が買い漁っている28社

すでに12兆円の買い越し 外資系が買い漁っている28社



  


外資が日本株を買いまくっている。
  
「現在の株高をつくり出しているのは、間違いなく海外勢です。この先、次々と日本企業の大株主に顔を出してくるでしょう」(市場関係者)
 

 日経平均は年初来高値の1万5942円(ザラ場)に迫りつつある。
  
「年内の高値更新も十分にあり得る」(IMSアセットマネジメント代表の清水秀和氏)という見方が市場の主流になってきた。


「海外勢は年初から11月第2週までに約12兆円を買い越しています。過去最高だった05年の10兆3000億円をすでに超えましたが、『買い』の勢いに衰えは見えません」(経済評論家の杉村富生氏)
 
 
 上場会社からは、「ソニー株を大量保有し、経営を揺さぶる外資系ファンドもあるので、海外勢の動向に目を光らせている」(大手電機メーカー)という声も出ている。
 
 
 そこで、5%以上の株式を保有した場合に提出する大量保有報告書などを参考に、海外勢がどんな企業を買い漁っているかを調べた。



  11月だけで、JPモルガン・アセット・マネジメントやゴールドマン・サックス証券のような有名外資から、耳慣れないファンドまでが、日本株を大量に買い増し、28社の大株主になっていた(記事末尾)。
 

「一口にファンドといっても、短期売買で利益を得るハゲタカや、年金資金を運用する長期保有のファンドまでさまざまです。ただ、外資が目をつけた銘柄は値上がりするケースが多い。個人投資家は銘柄選びの参考にしていいでしょう」(証券アナリスト)


  年初来高値を更新する会社も続出だ。GPS関連のトプコンや工作機械のDMG森精機、電気化学工業などが11月に高値を塗り替えた。家電量販店のヤマダ電機、赤外線センサーの日本セラミック、自動車部品のケーヒンも株高傾向がクッキリしてきた。
 
 
 ほとんどの外資系ファンドは投資目的を「純投資」としている。とはいえ、「やはり不気味……」(大手メーカー)というのが狙われた企業のホンネだ。



  

   

【外資系が11月に買い増した主な日本企業】
  
◆社名/保有比率(%)/提出者
  
◇トプコン/7.29/キャピタル・リサーチ
  
◇ヤマダ電機/7.46/ブラックロック・ジャパン
  
◇日本コロムビア/6.20/〃
  
◇エムティーアイ/8.34/JPモルガン・アセット・マネジメント
  
◇日本ケミコン/9.86/〃
  
◇サンフロンティア不動産/5.20/〃
  
◇サイバーエージェント/9.45/〃
  
◇ピーエス三菱/6.23/〃
  
◇サンリオ/5.75/〃
  
◇古河電気工業/5.09/〃
  
◇日本セラミック/5.53/インベスコ投信投資顧問
  
◇スクウェア・エニックスHD/5.41/〃
  
◇伊藤園/5.20/〃
  
◇電気化学工業/5.06/アライアンス・バーンスタイン
  
◇ヒラノテクシード/6.96/プラチナム・インベストメント
  
大和自動車交通/6.31/プロスペクト・アセット・マネージメント
  
◇ウシオ電機/8.13/スプラウスグローブ・インベストメント
   

◇Jトラスト/6.25/タイヨウ・ファンド
  
◇フェローテック/6.32/ウェリントン・マネジメント
  
◇タチエス/6.16/〃
  
◇DMG森精機/5.24/〃
  
◇養命酒製造/7.99/ファースト・イーグル・インベストメント
  
◇長谷工コーポ/6.28/インダス・キャピタル
  
◇ケーヒン/7.67/テンプルトン・インベストメント
  
◇ユニプレス/5.25/〃
  
◇ブロードリーフ/5.01/ゴールドマン・サックス証券
  
◇北海道ガス/8.85/クレディ・スイス・セキュリティーズ
  
◇日本取引所グループ/6.96/ベイリー・ギフォード
  
 
大量保有報告書などを基に作成。保有比率は共同保有分を含む













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